ペットとしてのトカゲ飼育方法入門。餌や必要な環境は?

爬虫類系のペットとして人気が高いトカゲですが、適切な餌や飼育環境は種類によって様々です。この記事では「カナヘビ」「イグアナ」「ミズオオトカゲ」の3種類について、餌や必要な飼育環境をまとめました。

身近に生息するトカゲ、「カナヘビ」の飼育法は?

カナヘビ

  • 生きた昆虫(コオロギ、ワーム)

飼育環境

  • 幅30cmのプラスティックケース

日本全国の公園や山などに住んでいる、最も身近なトカゲがこのカナヘビです。褐色のボディに乾いた感じの粗い鱗を持つトカゲで、全長は16~25cm程度体の2/3を占める長い尾を持っています。ペットショップでも購入できますが、緑の多い場所であれば捕獲もできますよ。

 

肉食なので餌はコオロギやワームなどの「生きた昆虫」を与えます。幼体の時は週3回、大きくなったら週1回の頻度で餌を与えてください。

また、カナヘビはよく水を飲みます。水入れは常に設置してあげてくださいね。2日に1回は水を交換して新鮮な水を飲める環境を整えてください。

 

飼育環境

カナヘビは飼育ケージと餌さえ用意してあげれば、飼育は簡単です。繁殖を考えていなければ幅30cm程度のプラスチックケースで十分です。

日光浴をしないとビタミンを作ることができないので暑すぎない午前中などに日光浴をさせてあげてくださいね。あまり温度や湿度の管理に神経質になる必要はありませんが、冬場の寒い時期だけパネルヒーターを使ってあげると長生きにつながります。

 

野菜食のトカゲ、「イグアナ」の飼育環境は?

イグアナ

  • 小松菜
  • チンゲン菜
  • 大根の葉
  • もやし
  • たんぽぽの葉

飼育環境

  • 幅120cmのアクリル製温室(植物用)

イグアナはベジタリアンなトカゲとして有名です。熱帯地方で木の上に寝そべって過ごしています。大きなトカゲ「イグアナ」が有名ですね。全長100cmほどにも成長する大きなトカゲですよ。

 

イグアナは野菜食なので昆虫ではなく「小松菜」や「チンゲン菜」がおすすめです。「大根の葉」や「もやし」「タンポポの葉」でも代用できますよ。

 

飼育環境

ケージは幅120cmほどで高さがあるアクリル製の植物用の温室がおすすめです。床材には保湿性のある「ミズゴケ」「ピートモス」を敷き、流木などの枝を組み上げて作った道を作ってあげてください。

また、40度程度のホットスポットを作るための「スポットライト」と紫外線を供給するための「トゥルーライト」の設置も忘れないでくださいね。

 

泳ぎが得意なトカゲ、「ミズオオトカゲ」の飼育環境は?

ミズオオトカゲ

  • コオロギ
  • ヒナウズラ
  • ピンクマウス

飼育環境

  • 90~120cmサイズのアクリル製のケージ

ミズオオトカゲは水を好む泳ぎが得意なトカゲです。オオトカゲの中でも一番人馴れしやすいので、初心者でも飼いやすいですよ。

 

幼体の時には「コオロギ」「ヒナウズラ」「ピンクマウス」などを与えます。体長が60cm程度になったら肥満に注意しながらマウスを週に1~2回与えるようにしてください。コオロギやマウスは通販でも購入可能ですよ。

 

飼育環境

幼体であってもケージは90~120cmサイズを用意してください。成長すると180cmにもなる大型種なので、成体をケージで飼うことは不可能ですよ。最終的には専用の部屋か特注ケージが必要になります。

「紫外線ライト」「保温ライト」「水入れ」を必ず用意してください。低温に弱いので、冬場はパネルヒーターの使用もおすすめです。

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トカゲを飼育しているとどうしても独特の臭いが部屋についてしまうことがありますよね。ペットを飼育している以上、動物の臭いが付いてしまう事は仕方がないと考える人もいるかもしれません。

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環境を整えれば飼育は簡単!

トカゲ 

トカゲ飼育の魅力は選択肢の幅が広いことです。設備をしっかりと整えれば飼育は簡単ですし、種類も豊富なので選ぶ種類を変えれば多様な飼い方を楽しむこともできますよ。