ルリビタキの特徴は?生態や分布、鳴き声は?

ルリビタキはスズメ目ヒタキ科に分類される鳥で、美しい瑠璃(るり)色の姿がその名前の由来です。日本では青い鳥の象徴としてバードウォッチャーの間で高い人気がありますよ。日本版「幸せを呼ぶ青い鳥」といえますね。

この記事ではルリビタキの特徴や生態、分布、鳴き声についてまとめました。

 

ルリビタキの特徴は?

ルリビタキ

大きさ

  • 約14cm

外見の特徴

  • 美しい瑠璃色の体上面
  • 地毛は白地で横腹が黄色
  • 横腹の黄色模様

オスのルリビタキはその名に「瑠璃(るり)」が付くように頭・羽・しっぽが瑠璃色の羽毛で覆われています。瑠璃色とは紫と青の中間のような美しい色合いのことで、オスの羽毛が瑠璃色に変わるまでに2~4年程度かかることがわかっています。メスは灰褐色のような色合いをしていますよ。

オス・メスともにクチバシの下からお腹、足にかけては白く、横腹は黄色の淡い模様が入っています。翼の先が薄い黒色であるのも共通していますよ。

 

ルリビタキの生態は?

ルリビタキ

生態

  • 単独行動
  • 地表近くに営巣

ルリビタキの生態についてはまだ不明瞭な部分が多いですが、以下2つのことがわかっています。

 

単独行動

オスメスともに群れを作らず単独で行動します。繁殖期にはつがい(オスとメスがペアになること)で縄張りを作り、交代で見張りをしますよ。

 

地表近くに営巣(繁殖期のみ)

ルリビタキの繁殖は6~8月の初夏に行われます。普段は山地に生息していますが、繁殖期になると地表近くの暗い場所に移動しますよ。枯れ枝や枯葉でお椀型の巣を作り、1回に3~6個の卵を産みます。

 

ルリビタキの分布は?どこに生息している?

ルリビタキ

アジア地域の高山地に生息・繁殖し、日本では主に中国・四国地方から北海道までの広い地域の山地で暮らしています。冬季になると南へ移動し、山地ではなく低地に生息しますよ。九州でもその姿を目にすることができますよ。

 

ルリビタキの鳴き声は?

繁殖期になると枝先で「キョロッ、キョロッ、キョロリ」と高く澄んだ可愛い声でさえずりますよ。

地鳴きは「クッ、クッ」「カッカッ」というように低く短く鳴きます。地鳴きはジョウビタキの鳴き声とよく似ているので、聞き分けるのはなかなか難しいですよ。

 

見つけられれば、幸せになれるかも?

ルリビタキ

「青い鳥」の代名詞でもあるルリビタキ。野鳥を観察する方ならさえずりも含めて一度は見ておきたい鳥です。

繁殖期は警戒心が強いためか、山地でもルリビタキの姿をなかなか観察することはできません。晩秋から冬にかけて、運が良ければ低地でも見ることができますので、バードウォッチングはその頃を狙うのがおすすめですよ。