コルリの特徴は?生態や分布、鳴き声は?

コルリはスズメ目ツグミ科に分類される鳥類です。

ツグミ科の鳥は木下の地面に近い場所で行動をするため、観察が難しい事でも知られていますよ。また、その美しい容姿から杜(もり)の宝石ともいわれています。

この記事ではコルリの特徴や生態、分布、鳴き声についてまとめました。

 

コルリの特徴は?

コルリ
大きさ14cm
外見の特徴ダークブルーとホワイトのツートンカラー(オス)
オリーブ褐色の体色(メス)
 目の先から胸にかけての黒い模様
 ピンクがかった色をしている長い足

コルリは全長14cmほどの大きさで、スズメよりもやや小さめです。

オスは体上面がダークブルーをしていて、体下面は白い羽毛におおわれていています。体の側面は青みがかかっていて、目の先から胸にかけては黒い模様が入りますよ。メスは背中が青みがかっていることもありますが、体上面はオリーブ褐色をしていることが多いですね。

メスの体色がオスと比べると地味なのは、抱卵する必要があるので目立ちにくくするためではないかといわれていますよ。

ピンクがかった色をしている足は細長いですが、しっかりとしているので地上生活に適しています。

 

コルリの生態は?

コルリ

生態

  • 低山地から亜高山帯に生息
  • 肉食性
  • 繁殖

低山地から亜高山帯に生息

コルリは低山地から亜高山帯にかけて生息しています。

ササなどの下草が生い茂った落葉広葉樹林や混交林で見られることが多く、基本的には群れを作らずに単独で生活していますよ。

 

食性は肉食性

コルリは暗い林の下の方を好んで生息しています。食性は肉食性で、おもに昆虫類を地表で捕食して食べますよ。

 

繁殖

繁殖期には縄張りを作るようになります。

倒れた木の下などに枯れ草や根などを使い、お椀のような形をした巣を作りますよ。1回に4~6個の卵を産み、メスのみが行う抱卵を経て孵化します。

 

コルリの分布は?どこに生息している?

コルリ

コルリは、インド北東部・インドネシア・韓国・中国・日本・フィリピン・マレーシア・ロシア南東部などで生息が確認されています。

夏季には中国北東部・日本・ロシアの南東部・朝鮮半島で繁殖し、冬季になると中国南部や東南アジアなどの温かい地域へ移動して越冬しますよ。

繁殖の為に北海道や本州の中部以北に渡来するので、市街地で観察できる事もあります。

 

コルリの鳴き声は?

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コルリは、小声で「チッ、チッ」と続けて「チンチチュルル」とか「チュルチチュルチ」などと鳴きます。

鳴き声は「コマドリ」に似ていますが、コルリの鳴き声には「チ・チ・チ…」という前奏が入るので区別しやすいですよ。

 

杜の宝石と言われるのはオスだけ?

コルリ

コルリは広い地域に生息している鳥で、日本には繁殖のために夏鳥として渡ってきます。

繁殖する場所や生息場所が見つけにくいので観察は難しいですが、その特性や容姿の美しさから多くのバードウォッチャーに愛されていますよ。

春と秋の渡りの時期にコルリのさえずりが聞こえたら、立ち止まって周りを観察してみてくださいね。