カルガモの特徴は?生態や分布、鳴き声は?

カルガモはカモ目カモ科マガモ属に分類される留鳥です。

春先になると、親子で列を作って歩いている可愛らしい光景がニュースになることも多いですよね。

この記事ではカルガモの特徴や生態、分布、鳴き声についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

カルガモの特徴は?

カルガモ2
大きさオス: 63cm
メス: 53cm
外見の特徴黒い頭頂部
黒い過眼線
頬にある黒い線
先端が黄色い黒いくちばし
オレンジ色の足

カルガモの大きさはオスが63cm、メスが53cmで、翼開長(翼を広げた大きさ)が83~99cmほどです。

体上面は焦げ茶色で、顔と首~胸にかけては白っぽく、胸にはこげ茶色のまだら模様があります。頭頂と過眼線が黒く、頬にも黒い線があるのが特徴的ですね。

くちばしは黒いですが先端が黄色くなっています。足はオレンジ色ですよ。

 

カルガモの生態は?

カルガモ6

生態

  • 雑食性
  • 繁殖
  • 刷り込み

 

雑食性

カルガモの食性は雑食性です。

水辺を歩いたり泳ぎながら「水生昆虫」「水草」「草の実や葉」などを採餌しますよ。日中は水面などで休んでいることが多いので、主に夜に採餌を行うことが多いですね。

 

繁殖

カルガモは水辺近くの草むらや竹藪などの乾いた地上に、枯草や枯葉で皿状の巣を作ります。

一腹卵数は10~12個で、メスが行う約26日の抱卵を経て孵化します。ヒナは孵化してからすぐに歩くことが出来るので、親鳥の後に続いて水辺に移動しますよ。

 

刷り込み

「刷り込み」とは、ヒナが孵化した時に「はじめて見たもの」「動いているもの」「声を出すもの」を自分の親だと認識することをいいます。

カルガモやカモの仲間、ニワトリやアヒルなど一部の鳥たちだけに見られる現象で、ヒナは親鳥の背中を見ながらエサの食べ方や身の守り方を覚えて成長していきますよ。

 

刷り込み現象の発見者は?

「刷り込み現象」はオーストリアの医師・動物行動学者のコンラート・ローレンツによって発見されました。

ハイイロガンの卵を人工孵化してガチョウに育てさせようとしたときに、残った一つの卵が目の前で孵化してしまい自らがハイイロガンのヒナに母親と間違われた体験から発見したといわれていますよ。

 

カルガモの分布は?どこに生息している?

カルガモ1

カルガモは日本・韓国・中国・北朝鮮・ロシア東部に分布しています。

日本には留鳥として本州から南西諸島まで広く分布しており、「池」「水田」などの淡水域や「河口」「沿岸」などの汽水域まで広く生息していますよ。

 

カルガモの鳴き声は?

カルガモ3
カルガモの成鳥はアヒルに似たしわがれた声で「グェ、グェ」と太く伸びる声で鳴き、ヒナは「ピヨピヨ」と鳴きます。

水面から飛び立つ時や、飛んでいる時に鳴くことが多いですね。戸隠高原に住むメスは「グァー」や「ブギュ」と変な声で鳴くこともあるそうですよ。

 

カルガモの引っ越し

カルガモ5

東京都千代田区大手町にある三井物産ビルのプラザ池から皇居和田倉堀へ引っ越す親子のカルガモが、一躍ブームになったのを記憶している方も多いのではないでしょうか。

春先になるとホッと和むニュースを目にする機会も増えてきます。もし、カルガモの親子が仲良く引っ越している光景を見かけたら、暖かい目で見守ってあげてくださいね。