アオアシシギの特徴は?生態や分布、鳴き声は?

アオアシシギは、チドリ目シギ科クサシギ属に分類される旅鳥です。

アオアシシギという名前は、足の色味が青みがかっていることに由来していますよ。

この記事ではアオアシシギの特徴、生態や分布、鳴き声についてまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

アオアシシギの特徴は?

アオアシシギ1
大きさ35cm
外見の特徴灰色みのある褐色をした体上面
白くなっている喉~体下面
胸にある黒いまだら模様
頭部から首にかけてある黒くて細い縦斑
先端がやや上に反っているくちばし
黄緑色の足

アオアシシギの大きさは全長35cmほどで、鳩と同じくらいの大きさです。シギ類の中でも細身でスマートな体型をしていますよ。

オスとメスは同色で、夏羽は体上面が灰色みを帯びた褐色(黒みを帯びた茶色)をしています。喉~体下面にかけては白色ですが、胸には黒いまだら模様がありますよ。

頭部~首にかけては淡い灰色をしており、細くて黒い縦斑があります。くちばしは先端がやや上向きに反り返っていますよ。

冬羽は顔から胸にかけてある縦斑がなくなり、体上面の褐色味が濃くなります。

 

アオアシシギの生態は?

アオアシシギ5

生態

  • 動物食
  • 繁殖

動物食

アオアシシギの食性は動物食です。

浅い水中を活発に動き回りながら「魚類」「昆虫類」「甲殻類」、たまに「カエル」を採餌しますよ。

くちばしを半開きにして水中に入れたまま、素早く動いて魚群を捕食します。捕まえた餌はその場で飲み込むのではなく、水のない場所に移動して飲み込む事が多いですね。

 

繁殖

アオアシシギは一夫一妻もしくは一夫二妻で、朽木の陰などに営巣します。

一腹卵数は通常4個で、オスとメスが交代(日中がメスで、夜間がオス)で行う22~25日の抱卵を経て孵化しますよ。育ヒナはオスとメスで行い、ヒナはおよそ25~30日ほどで巣立っていきますよ。

 

アオアシシギの分布は?どこに生息している?

アオアシシギ4
アオアシシギは旧北区と呼ばれる、東アジアの大部分・北アジアおよび中央アジア・中東・ヨーロッパを含むヒマラヤ山脈以北のユーラシア大陸および北アフリカから成る広大なエリアに分布しています。

ユーラシア大陸の高緯度地方で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸中南部から東南アジアなどを経て南の地域で越冬しますよ。中にはオーストラリアまで渡る個体もいます。

日本には旅鳥として春と秋の渡りの時期(4~5月と8~10月)にほぼ日本全土に渡来しますよ。

 

アオアシシギの鳴き声は?

アオアシシギ2
アオアシシギは、大きな声で「キョーキョーキョー」「ピョーピョーピョー」と三声で鳴きます。

飛び回っている時や餌を探している最中でもよく鳴くことで知られていますよ。

 

比較的観察しやすいアオアシシギ!

アオアシシギ3
アオアシシギは旅鳥として春と秋の渡りの時期に日本全国に渡来するので、比較的観察しやすい鳥です。

「河川」や「干潟」「海岸の水溜まり」などにいることが多いので、近くを訪れた時にはぜひ探してみてくださいね。