ヒバリの特徴は?生態や分布、鳴き声は?

ヒバリは、スズメ目ヒバリ科ヒバリ属に分類される留鳥です。

春を告げる鳥として世界各地で親しまれ、古来より童話や物語、俳句や和歌にも多く登場していますよ。

この記事では、ヒバリの特徴や生態、分布、鳴き声についてまとめました。

 

ヒバリの特徴は?

ヒバリ3

大きさ

  • 17cm

外見の特徴

  • 茶褐色の羽
  • 黄褐色で先端が黒い嘴
  • 頭にある冠羽

ヒバリは全長17cm、翼開長は約32cmほどの大きさです。スズメと同じくらいの大きさですよ。

羽色はオスメス共に茶褐色をしていて、茶色と黒のまだら模様が入っています。お腹と尾羽の外側は白くなっていますよ。嘴は黄褐色で先端が黒くなっています。

頭にある冠羽(飾り羽)はオスメス共にありますが、主にオスが冠羽を絶たせていることが多いですね。

 

ヒバリの生態は?

ヒバリ4

生態

  • 留鳥
  • 雑食
  • 繁殖
  • ヒバリの高鳴き

 

留鳥

基本的にヒバリは年中同じ場所に留まる留鳥ですが、積雪のある地域では冬場は南に移動します。そのため、北海道では夏鳥になりますよ。

 

雑食

ヒバリは雑食性で、「植物の種子」を中心に「クモ」や「昆虫」も食べます。

 

繁殖

繁殖期には番(つがい)で生活します。草地の目立たない場所に窪みをつくり、その中に草の葉や根を敷き詰めたお椀型の巣を作ります。

メスが1回に産む卵は3~5個で約10~12日で孵化、ヒナは10日ほどで巣立っていきますよ。

巣に戻る際には、一旦近くに降りてから歩いて戻ることで巣の場所を気付かれにくくしています。

 

ヒバリの高鳴き

オスは、春になると自分の縄張りを構えて縄張り宣言をします。

これは「ヒバリの高鳴き」という仕草で、空中を高く舞い上がりホバリングしながら鳴き続けます。長い時には20分近くさえずり続けることもありますよ。

 

ヒバリの分布は?どこに生息している?

ヒバリ1
ヒバリは日本、ユーラシア大陸、イギリス、アフリカ北部と広い地域に分布しています。地域にかかわらず、人家に近い場所で暮らし春先に美しい声でさえずっていますよ。

日本では全国各地に生息しており、視界の開けた草地や田畑、河川や海岸などで目にすることが多いですね。

 

ヒバリの鳴き声は?

ヒバリの鳴き声には個体差があります。特にホバリング中は多くのパターンを組み合わせた複雑なさえずりをする事でも知られています。

「ピーチュル」「ピーピー」「フィチフィチフィチ」などといった様々な音を組み合わせ、1羽ごとに独自のパターンを持っていますよ。

 

春になったら、空を見上げてみよう!

ヒバリ2
ヒバリの名前は、晴れた日に天高く舞い上がり鳴くことから「日晴(ひはる)」と付けられたと言われています。

春の晴れた日、にぎやかな声が聞こえたら空を見上げてみてください。空高く舞い上がるヒバリを見つけることが出来るかもしれませんよ。