バンブルビーゴビーの混泳や餌、寿命、大きさ、水槽は?

バンブルビーゴビーは東南アジアの海に近い河川の汽水域下流に生息しています。黒と黄色のストライプ模様は蜂によく似ているため、名前にも「ビー」と入っていますね。今回の記事では、バンブルビーゴビーの混泳や餌、寿命や成長後の大きさ、水槽の環境についてまとめました。

 

バンブルビーゴビーは混泳できる?

バンブルビーゴビー

バンブルビーゴビーは他の熱帯魚との混泳にあまり向きません。縄張り意識が強いため、他の魚のヒレをかじっていじめることがあります。バンブルビーゴビー同士の群泳でもケンカをはじめますよ。

 

混泳の注意点

混泳はなるべく避けて単独飼育することをおすすめしますが、混泳させたい場合は「遊泳力のある熱帯魚」や「大きくておとなしい熱帯魚」がおすすめですよ。

遊泳力があればバンブルビーゴビーから逃げ切ることができますし、大きくておとなしい熱帯魚ならケンカの心配がありません。また、隠れ家となるような「シェルター」を多めにいれておくと混泳がしやすいです。

 

バンブルビーゴビーの餌は?

素材 水槽

  • 冷凍赤虫
  • 沸かしたブラインシュリンプ

バンブルビーゴビーは肉食なので「冷凍赤虫」や「沸かしたブラインシュリンプ」の生餌を好んで食べます。1度に食べる量は少ないため、数回にわけてこまめに餌をあげるといいですよ。

 

バンブルビーゴビーの寿命や大きさは?

寿命

  • 3年

大きさ

  • 2~3cm

バンブルビーゴビーの寿命は約3年です。水質の悪化により肌荒れを起こすことがあるので、水質の悪化には注意してあげてくださいね。

こまめに水替えをしたりしっかりとした濾過(ろか)システムの準備をしたりすると良いですよ。濾過システムについては関連記事で詳しく紹介しています。

大きさは2~3cmでかわいらしいサイズです。

 

バンブルビーゴビーの飼育、水槽は?

水槽環境

  • 水質:pH7.5~8.0、汽水
  • 水温:24~27℃

バンブルビーゴビーは弱アルカリ性(pH7.5〜8.0)の水質で飼育する必要があります。酸性へのかたよりには気を付けたいので、底砂に「サンゴ砂」を使うことで水質を弱アルカリ性に保ちやすくする飼い主さんも多いです。

水質の悪化によっても酸性にかたよることがあるので、水替えはこまめに行ってあげてくださいね。

水温は24~27℃に保ち、冬場の低水温や夏場の高水温には注意して「冷却ファン」や「ヒーター」の準備はしておくと安心です。バンブルビーゴビーは汽水での飼育が必要な熱帯魚です。塩分濃度は海水の0.25倍ほどに保ちます。

急な塩分濃度の変化は体が耐えられず、死んでしまうことがあるので、水合わせの時や水替えの時には注意が必要です。純淡水での飼育も可能ですが、汽水での飼育の方が長生きするため汽水を準備しておくことがおすすめですよ。

汽水は熱帯魚ショップなどで売られている「海水の素」で簡単に対応することができますよ。純淡水での飼育に切り替えるというときには、少しづつ塩分濃度を下げていくように慎重に行います。

 

水質に気をつけて飼育してあげよう!

素材 環境保護

バンブルビーゴビーは蜂に似たかわいらしい外見と、少し気性の荒い性格をもつ熱帯魚です。混泳の際には多めにシェルターをいれてよく観察すると安心ですよ。

餌はたくさんやる必要はありません。やりすぎると水を汚す原因になるため十分注意すると水が汚れるのを防げますよ。水質は弱アルカリ性(pH7.5〜8.0)の汽水が必要で、酸性へ偏らないように「サンゴ砂」を使うと安心ですね。