アオサギの特徴は?生態や分布、鳴き声は?

最も大きなサギであるアオサギは、コウノトリ目サギ科アオサギ属に分類される鳥です。

灰色と白の羽を持つ鳥ですが、「青鷺」「蒼鷺」と漢字で書きますよ。

今回の記事ではアオサギの特徴、生体、分布、鳴き声に関してまとめました。

 

アオサギの特徴は?

アオサギ4

大きさ

  • 全長90~98cm

外見の特徴

  • 青みがかった灰色の羽毛
  • 首から胸にある黒い縦じま
  • 黒色の眉斑と冠羽
  • 黄色い虹彩

アオサギの全長は90~98cmほどで、翼を広げると175~195cmにもなります。シラサギよりもひと回り大きく、人間の大人が両腕を広げた長さよりも大きいですよ。

体色は青みがかった灰色で、背中と翼・尾羽などは少し濃いめの灰色をしています。喉から首の前面には黒い縦斑が並んでおり、嘴と足はオレンジがかった黄色です。目の上から後頭部にかけて黒条がありますよ。

メスのほうがオスよりもやや小型で飾羽と冠羽が短いとされていますが、オスとメスは雌雄同色なので野鳥愛好家でも外見からの区別は困難だといわれています。

 

アオサギの生態は?

アオサギ2

生態

  • 水深の浅い場所で採餌
  • 一夫一婦制で繁殖

水深の浅い場所で採餌

アオサギは、水田や川の浅瀬など水深の浅い場所で採餌する習性があります。

主食は魚ですが、「バッタ」「トンボ」などの昆虫や「エビ」「カニ」などの甲殻類、「カエル」「ヘビ」などの両生類も食べます。時には「スズメ」を食べることもありますよ。

また、獲物に対する執着心が強く、自分より体の大きなツルやコウノトリが捕った獲物を横取りすることもあります。

 

一夫一婦制で繁殖

アオサギは繁殖期になると、樹林などにある巣営場所(コロニー)に数十~数百組のつがいが同じ場所に集まって繁殖をします。

一夫一婦制なので、毎年同じつがいが樹林の上にある皿状の同じ巣を使って繁殖しますよ。

北海道では早ければ3月末に産卵が始まります。1回に3~5個の卵を産み、ふ化までは約26日で子育て期間は約2ヵ月です。抱卵やエサ集めといった子育てはオスも手伝いますよ。

 

アオサギの分布は?どこに生息している?

アオサギ3
アオサギはユーラシア大陸とアフリカ大陸に分布しています。繁殖を高緯度地域で行ない、「渡り」をして低緯度地域で越冬しますよ。

日本では沖縄以外に生息しています。北海道などの北の地域に生息しているアオサギは夏に北で繁殖をして冬は九州で越冬するために「渡り」をしますが、本州と四国で生息しているアオサギは「渡り」をしません。

 

アオサギの鳴き声は?

アオサギは飛んでいる時など、少し高めの声で「クァー」「キァー」と鳴きますよ。巣に戻ってくると「グエッグエッ」「ギエッギエッ」と軽めに鳴きます。

ケンカのときは強めの高い声で「ギャーギャー」「キーキー」と鳴きますね。

 

人間との共存は難しい!?

アオサギ1

アオサギはフンが肥料として使えるために、昔は益鳥として扱われていました。しかし近年では養魚場などでの魚の食害や住宅街でのフン害など、人との間でトラブルが目立つ鳥になってしまいました。

効果的な対策が出来ていないためにアオサギの数は増えるばかりですが、一日も早くアオサギと人間がうまく共存できる日が来るといいですね。