オオタカの特徴は?生態や分布、鳴き声は?

オオタカはタカ目タカ科に属する猛禽類です。日本でタカというときはオオタカを指すことが多いですね。

食物連鎖の頂点にいる鳥なので、もともと数は少ないのですが日本の自然が減ったことで数が減少していますよ。

今回の記事ではオオタカの特徴、生態、分布、鳴き声に関してまとめました。

 

オオタカの特徴は?

オオタカ2

大きさ

  • オス:体長47~53cm、体重500~700g
  • メス:体長54~59cm、体重900~1200g

外見の特徴

  • 白い眉斑
  • 黒い眼帯
  • 体の前面に横帯
  • 背から尾にかけて暗青灰色

オオタカの大きさはオスが体長47~53cm 体重500~700g、メスは体長54~59cm 体重900~1200gです。翼を広げると106~131cmほどになるので、カラスと同じくらいの大きさですね。

オスよりもメスの方が大きく、眉班(目の上の白い線)と黒い眼帯(目のまわりの太くて黒い模様)が特徴的ですよ。

背中は青みを帯びた黒色で、お腹には白色に細い波状の暗灰色の横帯があります。 目の色は幼鳥は緑がかったグレーですが、成長と共に少しずつ黄色~オレンジに変わっていきますよ。

 

オオタカの生態は?

オオタカ1

生態

  • 空中でエサをとる
  • 一夫一婦制
  • カラスの天敵

 

空中でエサをとる

オオタカの狩りは待ち伏せから始まります。木の枝に身を潜めて獲物がくるのを待ち、チャンスがくると獲物の背後から襲いかかりますよ。

直線的な飛び方をしますが、ハヤブサと違って獲物を横から襲うこともできます。木が密集している場所での狩りに適しているといえますね。

オオタカの餌は空中で捕まえた「ハト」「ムクドリ」「スズメ」「カラス」などですが、まれに「リス」や「ネズミ」などの小動物も獲物にしますよ。

 

一夫一婦制

オオタカはそれぞれが縄張りを持っているので単独行動をすることが多いですが、繁殖の時期だけは一夫一婦制の形を取り行動を共にします。

1月から求愛行動を始め3月頃に巣作りをして、4~5月頃に3~4個の卵を産みます。抱卵はオスとメスが交代で行いますが、まったく卵を温めないオスもいますよ。

ヒナは生後35~40日ほどで飛べるようになるので、しばらくは親鳥といっしょに過ごしてから巣立ちます。9月を過ぎる頃には親鳥はまた単独生活に戻りますよ。

 

カラスの天敵

カラスにとってオオタカは天敵といわれています。この関係を利用して、カラスを追い払うのに録音したオオタカの鳴き声が使われることもありますよ。

 

オオタカの分布は?どこに生息している?

オオタカ3
オオタカは北アフリカからユーラシア大陸、北アメリカ大陸にかけて分布しています。日本だと、北海道と本州、四国と九州の一部地域で姿を見ることができますよ。

オオタカは渡りをしない留鳥ですが、一部の個体は「鷹の渡り」で南下をして越冬する個体もいます。

 

オオタカの鳴き声は?

オオタカは普段「カァカッカッカッ」と鳴きますが、警戒している時は「キーキッキッキッ」と甲高い声で鋭く鳴きます。

ヒナが餌をねだる時は「ピヤーピヤー」で、幼鳥は「ピィピィピィ」と鳴きますよ。

国内希少種にも数えられている、オオタカ

オオタカ4
昔から「鷹狩り」に使われるタカとして人間に馴染み深いオオタカですが、数が減少したことで「国内希少種」「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されてしまいました。

詳しい生態は分かっていませんが、生態調査を重ね絶滅を回避しようと多くの人が今も努力重ねていますよ。