カワセミの特徴は?生態や分布、鳴き声は?

カワセミはブッポウソウ目カワセミ科カワセミ属に分類される鳥です。

漢字で「翡翠」と書くように、ヒスイのような美しい体色をしていて「飛ぶ宝石」とも言われていますよ。

この記事では、カワセミの特徴や生態、分布、鳴き声についてまとめました。

 

カワセミの特徴は?

カワセミ3

大きさ

  • 17cm

外見の特徴

  • 鮮やかな水色の体色
  • 体に対して大きめの頭
  • 鋭く長いくちばし

カワセミは体長約17cmほどの小さな鳥です。カワセミ類の中では一番小さく、スズメより少し大きい程度ですよ。

体に対して大きめの頭と長く鋭い流線形をした嘴(くちばし)、丸々として黒く輝いている瞳が特徴的です。体色は背中が鮮やかなブルーでお腹はオレンジ色、喉と肩のあたりには白が入っています。翼と頭部は光沢があるので、光の当たり方でブルー~ブルーグリーンに変化しますよ。

オスとメスを見分けるポイントとしては、嘴の色で判別できますよ。オスの嘴は全て黒色ですが、メスは下嘴が赤いという特徴があります。

 

カワセミの生態は?

カワセミ2

生態

  • ホバリング
  • ペリット

 

ホバリング

カワセミは水中を見下ろせる水辺の小枝や杭に止まり、水面下に魚の姿を見つけると水中に勢いよく飛び込んで小魚などの獲物を捕らえます。

止まる場所が無い時は低空でホバリング(空中で停止)した状態から獲物を探します。獲物を捕らえる際は速く直線的に飛び込むこともありますよ。

主な餌は「ウグイ」「フナ」「ハゼ」などの稚魚や「エビ」「ザリガニ」などの甲殻類が多いですね。

 

ペリット

ペリットとは、鳥が食べたもので消化されずに口から吐き出された「吐き戻し」のことをいいます。

肉食の鳥であるカワセミは捕獲した獲物を丸飲みしますが、「骨」「鱗」「殻」などは消化できないのでペリットと呼ばれる塊にして口から吐き戻す習性がありますよ。

 

カワセミの分布は?どこに生息している?

カワセミ1
カワセミはヨーロッパからアジアにかけて広く分布している鳥なので、日本全国で見ることができますよ。基本的には留鳥なので同じ場所にとどまりますが、北海道のような緯度の高い地域では冬に暖かい地域へ移動する場合もあります。

生息地は「河川」「湖沼」「海岸」などの水辺が多いですが、木があり餌がいる水辺であれば都会でも見つけることができますよ。

 

カワセミの鳴き声は?

カワセミの成鳥は水面近くを直線的に早く飛ぶときに「ツィーッ」「チリリリー」といった高く鋭い声で鳴きます。雛は「ジャジャジャ」と蝉のような鳴き声で鳴きますよ。

 

都心の公園などでも見つけることができる、カワセミ

カワセミ4
カワセミは古来から文学作品に登場するなど、美しさが注目されてきた鳥です。よく見ていると面白い動きをしていたり、表情が豊かだったりと可愛いですよ。

清流に住むイメージが強いですが、都市部にある公園の池などでも目にすることが増えてきたので、よく観察してみてくださいね。