キジの特徴は?生態や分布、鳴き声は?

キジは、キジ目キジ科に属する野鳥です。日本の国鳥であり、市町村の鳥に指定している自治体も多いですよ。

桃太郎をはじめとした物語や、和歌、俳句、ことわざにも多く登場していますね。

この記事では、この記事ではキジの特徴や生態、分布、鳴き声についてまとめました。

 

キジの特徴は?

キジ1

大きさ

  • オス80cm
  • メス60cm

外見の特徴

  • オス: 体色は濃い緑色
  • オス: 頭頂部にある青緑の冠羽
  • オス:顔にある赤い肉腫
  • メス: 体色は茶褐色
  • メス: 長い尾羽

キジの大きさはオスが80cm、メスが60cmほどでニワトリやカラスに近い大きさをしています。

オスは翼と尾羽を除いて全体的に美しい緑色の体色をしています。翼と尾羽は茶褐色で、頭部の羽毛は青緑色です。目の周りには赤い肉腫がありますよ。

メスは全体的に茶褐色で、黒褐色の斑点があります。尾羽が長いのも特徴的ですね。

 

キジの生態は?

キジ2

生態

  • 母衣打ち(ほろうち)
  • 地震予知
  • 乱婚性

 

母衣打ち

母衣打ちとは、繁殖期独特の鳴き声(ケッケーン)で鳴いた後に羽を打ち付けてドドドドッと音を出してメス達に自分の存在をアピールすることをいいます。

キジのオスは繁殖期(3月~7月頃)になると顔の肉腫が赤く大きくなり縄張りを宣言します。赤いものに対して特に攻撃的になり、オス同士で蹴り合うこともありますよ。

 

地震予知

キジは足の裏に振動を察知するための感覚細胞を持つため、人間よりも数秒も早く地震を察知することが出来るといわれています。

歩くことが得意なので普段の移動は歩行によるものがほとんどですよ。敵から逃げる場合などには垂直に飛び上がり滑空します。

 

乱婚性

キジは、数羽のメスが複数のオスのなわばりを次々に廻って、気に入ったオスと交尾するという乱婚性をとっていますよ。

抱卵から孵化・子育てまではメスが行いますが、メスは母性本能が強いので抱卵を始めると外敵が近づいても逃げないことで知られています。

 

キジの分布は?どこに生息している?

キジ3
キジは北海道以外の日本全国に分布しています。コウライキジなどの亜種は大陸にも存在しますが、キジは日本固有の鳥です。

生息地は「草原」「平地」「林」「農耕地」を中心に、市街地に現れることもありますよ。

 

キジの鳴き声は?

鳴き声はオスは「ケーン、ケーン」、メスは「チョッ、チョッ」とオスメスで違いがあります。繁殖期のオスは「ケーン」とひときわ強い声で鳴きます。

 

意外にも身近な場所で観察できる国鳥、キジ

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国鳥として日本人にとってなじみ深いキジですが、その生態は知っている方はまだまだ少ないです。

茂みのある河原や、田畑、山の近くや雑木林など意外と身近に生息していることもありますよ。ただ、警戒心が強い鳥なので、見つけたときにはあまり音を立てずに観察してみてくださいね。