オリエンタルの販売価格やおすすめのキャットフード、餌代などお金まとめ

大きな耳にシュッとしたV字の輪郭、細マッチョな体型が特徴的なオリエンタルは、シャム猫を基にして誕生したアメリカ原産の猫です。ショートヘアが一般的ですが、現在はロングヘアも存在します。

多少神経質な面も見られますが、優しく甘えたがりで愛情深い性格をしているので初心者の方にも飼いやすい猫ですよ。

この記事ではオリエンタルの販売価格や餌代など生涯にかかるお金をまとめました。ぜひ参考にしてくださいね。

 

オリエンタルの販売価格は?

子猫の価格

  • 20万円

オリエンタルの子猫の価格は20万円前後が多いです。

一般的なペットタイプであれば15万円程度で販売されていることもありますが、親のキャットショーなどの成績によっては30万円を超える値がつくこともありますよ。

親からの遺伝疾患である「大同弁狭窄」や「アミロイド症」に気をつけたい猫種なので、入手に際しては必ず両親を見せてもらうことをおすすめします。

 

オリエンタルのおすすめキャットフードや餌代は?

オリエンタルショートヘア

おすすめキャットフード

オリエンタルショートヘアは運動量がとても多く活発な猫なので、「タンパク質含有量が多い」キャットフードを与えるなど、十分な筋肉作りができるだけの食事を提供してあげることが大切です。

また、糖尿病になりやすい傾向があるので、血糖値を急上昇させる高GI穀類を含んでいない「グレインフリー(穀物不使用)」を選んであげることも欠かせません。

オリジンキャットフードはタンパク質含有量が多いので、十分な量の「良質なタンパク質」を摂取することができます。

 

 

免疫力UPにオススメなキャットフードとその理由はこちらの記事から確認できます。

 

年間および生涯の餌代

年間の餌代

  • 約59,000円

オリエンタルの1日あたりの給餌量は50g程度、月に約1.5kgと考えて計算すると、1ヶ月でおよそ4,900円(※1)、年間では59,000円になります。しつけのご褒美におやつを与える場合は、年間で5,000~10,000円ほどの「おやつ代」が加味されます。

オリエンタルの寿命は14年前後なので、餌代は生涯で約83万円を見積もっておくようにしてくださいね。

※1. オリジンキャットフード公式ページの1日の給与量の目安表に基づく計算です。

 

オリエンタル、飼育環境を整えるのにかかる費用は?

オリエンタル4

準備しておくもの

  • ケージ
  • キャットタワー
  • 食器類
  • ケア用品
  • トイレ用品

揃えておくと便利なもの

  • キャリーバッグ
  • おもちゃ

オリエンタルの飼育に必要なものは「ケージ」「キャットタワー」「食器類」「ケア用品」「トイレ用品」などです。総額で3~4万円前後で揃えられますよ。

 

ケージ

ケージは病気療養の時や多頭飼いをしている場合にあると便利です。ドアを常に開けたままの状態にしておけば、出入り自由な寝床としても使うことができますよ。1~1.5万円ほど購入できます。

 

キャットタワー

活発な猫なので運動量が不足するとストレスを溜めこみやすくなります。また、細身の体型をしているので肥満にならない為にもキャットタワーも忘れずに用意してあげてくださいね。

1本柱でも問題ないですが、安定感のある2本柱のタイプの高さが130~180cm程のものがおすすめですよ。10000~15000円ほどで購入できます。

 

食器類

食器類は100円ショップで販売されているものでも大丈夫ですが、程よい大きさで安定感のあるものを選んであげてください。

水飲みは留守番中でも倒す心配のない給水ボトルタイプがおすすめです。価格は1000円程度で購入できますよ。

 

ケア用品

ケア用品として「ブラッシング用のコーム」「シャンプー」「爪とぎ・爪切り」なども用意してくださいね。

皮膚病のリスクを減らす為にもショートヘアの場合は1日1回程度、ロングヘアの場合は朝晩それぞれ1回ずつブラッシングと月1回程度のシャンプーをしてあげてください。

コームは1500円、シャンプー&リンスはセットで5000円ほどで購入できますよ。

 

トイレ用品

猫用のトイレはシステムタイプやトレータイプなど様々な種類の商品が販売されています。

猫砂も猫によって好みが違うので、様々なものを試してみて最適なものを選んであげてくださいね。トイレは3000円程度、猫砂は一袋500円ほどで販売されています。

 

寒さ対策グッズ

寒さに強い猫種ではないので、冬場には暖房やペットヒーターなどの寒さ対策グッズを使って室内の温度を快適にしてあげてください。5000円ほどで購入できますよ。

 

そのほか揃えておくと便利なもの

上記以外に揃えておくと便利なものが「キャリーバッグ」「おもちゃ」などです。

キャリーバッグは3000~5000円ほどで販売されていますし、災害時の避難や病院へ行く時に必要になるので揃えておくと安心ですよ。

飼い主さんに遊んでもらうことが大好きな猫なので、ボールや猫じゃらしなど一緒に遊べるおもちゃがおすすめです。複数揃えても5000円程度で購入できます。

 

オリエンタルの飼育はどのくらいお金がかかる?

飼育にかかる合計費用

  • 約150万円

オリエンタルの飼育にかかる初期費用は「子猫価格」「飼育環境の整備」を合わせた24万円ほどは最低でも用意しておかなければなりません。

また、1年でかかる費用は「餌代」「医療費(ワクチン代など)」「ケア用品」を合わせて9万円程度かかります。オリエンタルの寿命は14年前後なので、生涯費用は150万円ほどかかると見積もっておく必要があります。

「糖尿病」「リンパ腫」などの泌尿器系の疾患に注意が必要なので、医療費を抑えるためにも「ペット保険」への加入をおすすめします。

 

充実した生活には見積もりが欠かせない!

初心者の人にも飼いやすいといわれるオリエンタルですが、十分な見積もりをしておかないと愛猫に充実した生活を送らせてあげることは出来ませんよ。

お互いが笑って生涯を過ごすためにも、飼い主さんができる最低限の事をしてから飼育を楽しんでくださいね。