ドーベルマン、断耳・断尾は必要?目的は?手術費用は?

筋肉質で屈強なイメージのあるドーベルマンは、もともと警備犬として生み出された犬種です。

ドーベルマンの特徴である尖った耳と短い尾は、実は人工的に作られています。

今回の記事ではドーベルマンの断耳と断尾についてまとめました。

 

ドーベルマンの尖った耳は断耳によるもの

犬_ドーベルマン

ドーベルマンの耳は生まれつき垂れています。耳の穴が見えないくらい前向きに垂れ、正面から見ると顔半分ほどの長さがあります。

一般的に知られているドーベルマンは耳がピンと立ち、三角形の尖った耳をしていますよね。これは生まれて間もない頃に断耳(だんじ)と呼ばれる手術を受けているからなのです。

断耳とは、全身麻酔で眠っている間に耳の大部分を切除する手術行為ですよ。

一般的によく知られるドーベルマンの外見は、断耳を経て人工的に作られた姿なので、断耳前のドーベルマンを見るとかカワイイ顔つきをしています。

 

ドーベルマンの短いしっぽは断尾によるもの

ドーベルマンのもう1つの特徴は、ほぼ存在しないと言える短い尾です。耳の形状に加えて、しっぽも本来の姿ではありません。本当はクルンと丸まってしまうほど長いのです。

ドーベルマンの短い尾は、生後まもなく断尾(だんび)と呼ばれる手術を経て切り落とされ、短い長さになります。

大半のドーベルマンはこの手術を受けているので、断尾前のドーベルマンを見ると、尻尾の長さに違和感を感じるかもしれません。

 

ドーベルマンが断耳、断尾する目的は?

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ドーベルマンの耳と尾を切り取る手術は、最近始まったことではありません。もともとドーベルマンは警備犬としての役割を期待されて誕生しました。

警備犬は重要な設備や領域を外部の脅威から守るために配備される犬です。ときには外部の脅威と戦う必要がありますが、狼や他の犬との戦う際に長い耳と尾は狙われやすく、急所になっていました。噛み付かれやすいのでケガをしやすく、その痛みが原因で負けてしまうこともあります。

警備犬としての役割を最大限に担うため、実用性を考えた結果「断耳」「断耳」の習慣が生まれました。その名残として今でも断耳、断尾は行われています。

近年では警備犬の役割を遂行させるためというよりも、見た目を意識して行われるのが主流です。長い耳や尾が邪魔にならないのであれば、断耳や断尾は不必要ということですね。

 

ドーベルマンの断耳、断尾の手術費用は?注意点は?

お金

手術費用は断耳で3〜5万円程度、断尾だと2〜3万円が目安です。手術費用は動物病院の設備やアフターフォローによっても大きく変わりますので、あくまで目安として考えてください。

ブリーダーから譲り受ける前に手術を受けさせる場合、後々のトラブルを避けるためにも費用負担の有無を確認すると安心ですよ。

 

ドーベルマンの断耳、断尾、注意点は?

チェックする人

一般的にドーベルマンは頭数が少ないため、ペットショップではなく、ブリーダーからの入手が主流です。

断耳は生後2~3か月目に行えば良いですが、断尾は、生まれて3日以内には行う必要があります。生後早いうちに断尾しないと、切断部分がきれいにならなくなる可能性があるので、生まれてすぐに切断されることが多いのです。

希望があればあらかじめブリーダーに伝えておく必要があるので注意してくださいね。

断耳、断尾の手術の際に麻酔をしますが、麻酔は体に負担をかけるため良くないという意見もあります。術後は痛みを伴いますので、最近では愛犬の体調を優先したいという場合は断耳や断尾をしないケースもありますよ。