犬が出演・主題でおすすめ映画・アニメ10選

犬に関する映画は世界中でたくさん制作されています。アニメからコメディ、感動映画も存在しますよ。どの映画も気になるところですが、この記事では中でもオススメな映画やアニメを10作品紹介しています。

1. あの「ハチ公」のスピンオフ！「HACHI 約束の犬」

有名な「忠犬ハチ公」の物語です。舞台を日本からアメリカ東海岸の郊外に移して再度映画化されたのが「HACHI 約束の犬」です。リチャード・ギア演じる大学教授と彼の拾った秋田犬の絆を描く感動作ですよ。

大学教授のパーカー・ウィルソンは、寒い冬の夜にベッドリッジ駅で秋田犬の子犬を拾い「ハチ」と名付けます。夕方5時のベッドリッジ駅で仕事から帰宅するパーカー教授を出迎えることがハチの日課となることからエピソードが始まります。

おすすめポイント

「ハチの目線」という犬からの視線が白黒で表現されています。教授を慕うハチの気持ちに共感しやすい作品ですよ。愛犬家の方はおもわず自分の愛犬をハチに投影して観てしまいますよ。可愛い秋田犬が演じる感動のストーリーは内容を知ってる方でも鑑賞する価値は十分にありますよ。

2. ダルメシアンが世界中で有名になったキッカケ！「101匹わんちゃん」

101匹ワンちゃんはディズニーの手がけた長編アニメーション映画です。「ダルメシアン」のポンゴとパディータを中心に、悪者に誘拐されたダルメシアンたちを救い出すストーリーです。

おすすめポイント

99匹の子犬たちの脱走劇がとにかく豪快で飽きませんよ。

登場するダルメシアンはみんな個性豊かで愛嬌たっぷりに動き回り、世界中でダルメシアンが人気犬種となりました。実写化もされた人気作品ですが、ディズニーらしく生き生きと描かれるアニメーションもおすすめです。

3. いろんな犬種がスクリーンに大集合！ 「わんわん物語」

ウォルト・ディズニー制作の長編アニメーションで犬の世界をユーモアいっぱいに描いた物語です。クリスマスの夜に「ジム」は妻の「ダーリング」に「コッカースパニエル」のレディをプレゼントします。ある日レディは野良犬狩りにあった仲間を助けた「トランプ」という犬に会います。ある日家から脱走したレディが野犬に襲われたところをトランプが助け2匹は恋に落ちるというストーリーです。

おすすめポイント

トランプとレディを始め、いろんな種類のわんちゃんが登場しています。みんな表情豊かで魅力的なキャラクターとして描かれていて、犬好きの人にはおすすめですよ。美しい音楽と犬たちの可愛らしい動きに引き込まれる映画です。

4. 愛犬と心が繋がる感動ストーリー！「犬と私の10の約束」

作者不明の短編詩「犬の10戒」は犬と人の10の約束事を記した作品です。この作品をモチーフに「あかり」という少女とゴールデンレトリバーの「ソックス」との10年間を描く感動作です。

おすすめポイント

「犬の10戒」は犬を飼っている人にとって家族である犬と幸せに暮らすための指針のようなものです。そんな10戒をモチーフにしたこの作品は改めて愛犬の存在の大切さを感じることができるはずです。

5. 日本版をディズニーがリメイク！「南極物語」

1983年に公開された日本映画「南極物語」のディズニーによるリメイク作品です。南極基地で働くジェリー・シェパードと8匹のそり犬が主人公で、ある日犬を残したままジェリーが撤退してしまったことから始まる感動の物語です。

おすすめポイント

愛嬌がありながらとても賢いシベリアンハスキーが活躍する映画です。主人公に忠実な日本版南極物語と比べると、犠牲を抑え重く悲しい展開が軽減されています。過酷な環境を生き抜く中で、ジェリーとの絆、犬同士の絆などはしっかり描かれていて感動的な作品に仕上がっていますよ。

6. 遺体が語る飼い主と犬の深い絆「星守る犬」

村上たかし作のコミック「星守る犬」の映画化作品です。北海道の山中に放置されたワゴン車から身元不明の男性と犬の遺体が見つかり、男性は死後半年を経過しているが、犬の遺体は死後1か月しか経過していないことが判明。遺体の埋葬処理を請け負う事になった市役所福祉課勤務の奥津京介は男と犬の足取りを辿る旅を始める物語です。

おすすめポイント

犬との絆をテーマにした作品ですが現在の社会についてもいろいろと考えさせられる作品です。おとうさんに寄り添う「ハッピー」の健気な姿が描かれていておすすめの映画です。

7. 中越地震のさなかの愛犬との実話「マリと子犬の物語」

2004年の中越地震の実話をもとにした絵本「山古志村のマリと三匹の子犬」をもとにした作品です。役場の職員石川優一は父の勇造、息子の亮太、娘の彩の4人で山古志村に住んでいました。ある日、亮太と彩が子犬を拾います。マリと名付けられたその子犬は石川家の一員となり、2004年には3匹の子犬を産みましたがその年10月23日に新潟県中越地方を震源とする大地震が起こります。

おすすめポイント

ケガをしながらも彩たちを励まし、取り残されたあとも子犬を守るマリの姿は感動的です。同時に、犬を飼う人にとっては災害が起きた場合、「自分は愛犬をどうするのか」を考えさせられる映画です。

8. 6人の監督による犬好きのためのオムニバス「いぬのえいが」

犬を題材に6人の映画監督がリレー形式でつづっていくオムニバス作品です。個性的な監督たちがそれぞれの視点・形式で犬の物語を紡いている珍しい撮影法をとりいれた映画です。

おすすめポイント

コミカルなものから泣けるものまで様々な場面が描かれています。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、犬好きにはたまらない「キュン」とくるシーンがたくさんありますよ。一度は見てほしい映画です。

9. 2014年カンヌ映画祭にて大絶賛!!「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲」

2014年カンヌ国際映画祭で「ある視点」部門グランプリとパルムドッグ賞をダブル受賞した作品です。雑種犬の飼い主に重税を課す法律が施行された国で巻き起こる反乱の物語です。

おすすめポイント

ハーゲンや犬たちの演技が素晴らしく、実際に250匹の犬が疾走する場面は圧巻の迫力です。暗く重いテーマの作品で過激なシーンもありますが、人の身勝手さが描かれていて考えさせられる映画です。

10. 犬嫌いの父親が犬になる！「シャギー・ドッグ」

犬（ビアデッドコリー）になってしまった父親と家族を描くディズニー映画です。法律家で仕事人間、犬嫌いのデイヴが犬になってしまい、なんとか人間に戻ろうとする中で家族の大切さや愛情に気がつきます。

おすすめポイント

ディズニー作のハートウォーミングな作品で、家族での鑑賞をおすすめします。出てくる動物たちも可愛く「ビアデッドコリー」が好きな人にも特におすすめですよ。

あとがき

笑えるもの、感動するもの、社会問題を取り上げたもの、など犬に関する映画は様々な種類があります。共通するのはどこかに飼い主さんと犬との「絆」や「愛情」が描かれていることです。

実写作品では登場する犬たちの人間顔負けの演技にも注目ですよ。気になる作品があればチェックしてみてくださいね。