短足で見た目がかわいらしいミニチュアダックスフンド。人気犬種ランキングでも常に上位を占めていますよ。
長く一緒にいるためにも、病気の傾向や寿命を知っておきたいですよね。
この記事ではミニチュアダックスフンドの寿命や病気についてまとめました。
この記事でまとめたこと
ミニチュアダックスフンドの平均寿命は?
ミニチュアダックスフンドの平均寿命はおよそ13〜16歳程といわれています。
人間に換算すると68〜80歳なので、犬としては標準的な寿命といえます。最近は飼育環境やドッグフードの質向上によって平均寿命は延びる傾向にあります。長生きなミニチュアダックスフンドは18歳程度まで生きることがあります。
感染症や運度不足などに配慮し、健康に気をつけて飼育をすれば、長生きしてくれることが多いですよ。
他の犬種との寿命の比較については、こちらの記事で詳しくまとめています。
ミニチュアダックスフンドの寿命は生活によって大きく変わる
人間と同じで、ミニチュアダックスフンドの寿命は生活環境によって大きく変わります。
飼い犬の生活環境を決定するのは飼い主なので、飼い主次第で犬の寿命は変わるということですね。
具体的にどういった飼い方がミニチュアダックスフンドにとって悪い生活環境をつくるのでしょうか。ミニチュアダックスフンドの弱点は、背中や腰の関節の弱さです。ダックスフンドは胴が長く、股関節や背中に負担がかかりやすい体型をしています。
特に椎間板ヘルニアを発症する確率が高いのは、飼い主なら知っておいてほしいです。股関節や背骨のトラブルは、階段の昇り降りのような運動のほか、肥満によっても引き起こされます。日頃から与える餌は低カロリーのものにするなど、配慮が必要です。過剰なおやつも厳禁です。可愛いからこそ、甘やさずに健康一番の生活をさせてあげてくださいね。
おすすめなドッグフードはこちらの記事、犬のヘルニアの記事はこちらです。
ミニチュアダックスフンドの寿命、ギネス記録は?
ミニチュアダックスフンドはトップクラスに寿命が長い犬種として知られています。
世界一長生きしたミニチュアダックスフンドは、アメリカ出身の「Chanel」ちゃんです。1988年5月6日から2009年8月28日まで、21年114日間生きました。
ちなみに世界一長生きした犬としてギネス記録をもっているのは、オーストラリアの「Bluey」というオーストラリアンキャトルドッグです。
ミニチュアダックスフンドはワクチンアレルギーなりやすい!
ミニチュアダックスフンドはアレルギーの症状を起こしやすい犬種です。特にワクチンアレルギーを起こしやすいことで知られています。ミニチュアダックスフンドの中でも、ロングヘアーの品種にこの傾向が強いです。飼い主としては、ワクチン接種の際に獣医に相談をした上で、接種するワクチンを選ぶようにしてください。
一般的には8種混合ワクチンよりも5種混合ワクチンの方が副作用が少なく、ミニチュアダックスフンドが摂取するのに適しているとされています。犬の予防接種についてはこちらの記事に詳しくまとめています。
夏場は熱中症に注意!
ミニチュアダックスフンドは短足で、地面から体の距離が短いため、地面の熱の影響を受けやすいです。夏場の直射日光が当たるアスファルトは、表面温度が50〜60度にもなり、大変危険です。散歩に出かける際は早朝か夕方以降を選び、日陰が多いルートを選び、熱中症に注意してください。夏場の散歩中に疲れるのが早いと感じたら、いち早く動物病院を受診することをおすすめします。
犬の熱中症について、症状や対処法はこちらの記事、夏バテとの違いはこちらの記事にまとめています。
ミニチュアダックスフンドはその見た目の特徴から人気が高いですが、体の作りとして健康上の障害を引き起こしやすい犬種です。飼い主があらかじめ弱点を把握して、トラブル未然に避けられるように気をつけてくださいね。
ミニチュアダックスフンドの病気についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。