ジャーマンシェパードドッグの歴史は?飼育環境や散歩の頻度、病気は?

ジャーマンシェパードドッグは、ドイツ生まれの牧羊犬です。

警察犬や麻薬探査犬としてのイメージが強いかもしれませんが、ペットとしても世界中で飼われている犬ですよ。

今回はジャーマンシェパードドッグの歴史や飼育に関する事柄や、散歩、病気についてまとめました。

 

ジャーマンシェパードドッグの歴史は?

ジャーマンシェパード
ジャーマンシェパードドッグの起源は新しく、ヴォン・ステファニッツ氏が19世紀末に始めた繁殖プログラムによって開発された犬種です。

ドイツの農家で古くから飼育されてきた牧羊犬(オールドジャーマンシェパード)を基に、徹底的な作業性の向上と訓練性能の向上を目的に交配を繰り返して誕生しました。

 

人間社会との関わりと名前の由来

戦時下では伝令役などの軍用犬として活躍しましたが、現在では「ユーティリティ・ドッグ」として警察犬や麻薬探知犬、災害救助犬、盲導犬としても活躍していますよ。

名前は「羊飼い」を意味する英語の「シェパード」に由来しています。

 

逸話

20世紀のアメリカでは映画出演を重ねる俳優犬シェパード「ストロングハート」や「リンティンティン」が人気になったことで、一時はAKC登録数1位になるほど飼育数が増えたこともあります。

 

ジャーマンシェパードドッグ、飼育環境の準備は?

ジャーマンシェパード

飼育に向かない環境

  • スキンシップをしない
  • 運動に時間を割くことができない

屋内で飼育するか屋外飼育するかについては様々な意見があるので一概には言えませんが、「スキンシップをはかる」「運動にきちんと時間を割く」ことが大切です。

普段からスキンシップやコミュニケーションを密接にしておかないと、エネルギーを持て余し破壊・攻撃的になることもありますよ。

また、運動時間もしっかりと確保するようにしてくださいね。運動不足は肥満の原因になるだけでなくストレス起因の問題行動にも繋がります。

 

ジャーマンシェパードドッグ、散歩の頻度は?

ジャーマンシェパード

散歩

  • 頻度:1日2回
  • 時間:それぞれ60分程度

ジャーマンシェパードドッグには豊富な運動量が必要なので、1日2回それぞれ60分ほどの散歩が欠かせません。

60分以上の駆け足を取り入れた散歩や広い場所での自由運動、知的な訓練を取り入れてあげると肉体・精神的に満足させてあげることができますよ。

また、胃捻転に気をつけたい犬種なので食後1~2時間は運動はしないように気をつけてあげてくださいね。

 

ジャーマンシェパードドッグ、かかりやすい病気は?

ジャーマンシェパード

かかりやすい病気2種

  • 1. 股関節形成不全
  • 2. 骨肉腫

ジャーマンシェパードドッグを飼育するうえで気をつけたい病気は「股関節形成不全」「骨肉腫」です。

 

1. 「股関節形成不全」

病名股関節形成不全
治療法安静治療、投薬治療、外科手術
予防法肥満防止、グルコサミンサプリメント

股間節形成不全は、骨盤と大腿骨(太ももの骨)を結合する股関節がうまくつくられないという発育や成長の異常です。

「歩くときに後ろ足をひきずる」「歩くことを嫌がる」「腰が左右に揺れる」といった症状がみられ、治療は運動制限や体重管理のほかに抗炎症剤や痛み止め薬の投与、場合によっては手術が必要になることもあります。

予防には関節に効くサプリメントがオススメですよ。詳しくは関連記事にまとめていますので、参考にしてみてくださいね。

 

2. 「骨肉腫」

病名骨肉腫
治療法外科手術、抗がん剤

骨肉腫とは、老齢の大型犬に多く見られる骨にできるガン(悪性腫瘍)です。完治が難しく、転移や再発が多い病気としても知られていますよ。

「激しい痛み」と共に「足を引きずる」「患部の骨が腫れる」などの症状がみられ、治療は腫瘍のある足を切断して抗がん剤の投与を続けます。

予防は困難な病気ですが、日頃からマッサージをしてあげると早い段階で骨の異常に気づくこともできますよ。

 

強い信頼関係を結びたい人向けの犬

ジャーマンシェパード
ジャーマンシェパードドッグは生半可な覚悟で飼える犬種ではないですが、愛情深い性格をしているので強い信頼関係を結ぶことができる犬ですよ。

一筋縄ではいかない面も多いですが、訓練士さんやドッグトレーナーの手を借りながら共に成長していく日々を楽しんでくださいね。