アカヒレの習性はオスメスで違う?喧嘩や水槽、水草は?

アカヒレは輝くような体と内側に赤の入ったヒレや尾が特徴の観賞魚です。通常のアカヒレに加え、ゴールデンアカヒレという黄変種もいます。小型の魚ながらとても丈夫で育てやすく人気の品種ですよ。

この記事ではアカヒレの習性や喧嘩、水槽、水草についてまとめました。

 

アカヒレの習性は?オスメスで違う?

アカヒレ

アカヒレは活発に泳ぎまわる熱帯魚です。観賞魚として眺めて楽しい熱帯魚の1種ですね。餌にも素早く食いつき、食べるのも早いです。

好き嫌いもなくサイズの割によく食べますよ。混泳させている場合には他の熱帯魚の餌まで取ってしまうほどです。

 

オスメスの違い

オスメスの違いは体つきやヒレの大きさです。腹ビレの形がオスは大きく台形、メスは小さめで三角形をしています。ヒレの赤色もオスの方が鮮やかで、メスのほうが淡い色になります。

稚魚のうちは見分けがほとんどつきませんが成魚になると大きな違いになります。オスは力や大きさを示すために、ヒレを広げて相手を威嚇する修正がありますよ。

 

アカヒレの喧嘩は?

アカヒレは素早くせっかちな性格といえますが、喧嘩はめったにしませんよ。同じ種類ではオスがメスを求愛のために追いかけることもありますが、ケガをさせるほどの喧嘩はありません。

他の熱帯魚に対しても大人しく振る舞うので、様々な種類の熱帯魚と混泳を楽しむことができます。アカヒレ自体は4cm程の小さな熱帯魚なので、大きすぎる熱帯魚との混泳は捕食される可能性がありますよ。

 

アカヒレにおすすめ!水槽や水草は?

アカヒレ
水槽 30~40cm、ボトル
水温 15~30℃
水質 弱酸性~弱アルカリ性
水草 ウィローモス、アヌビアス、アンブリア

アカヒレは30~40cmの小さな水槽でも十分飼育できます。水槽でなくてもボトルなどで代用することもできますよ。「ボトルアクアリウム」に向く熱帯魚です。

水質の悪化を防ぐために水替えは定期的に行ってくださいね。たくさん混泳させたい場合はある程度のサイズがある水槽が汚れにくくてオススメです。

 

水温や水草

アカヒレはメダカなど飼いやすい熱帯魚の中でも丈夫な魚で、水温は5~35℃まで幅広く対応できます。あまり低温すぎるのは良くないので15℃以上は保てる環境は整えてくださいね。

水質も弱酸性~弱アルカリ性まで大丈夫なので、日本では水道水でも問題ありません。

シンプルな体つきできれいな色をしているので、アカヒレは水草の多い水槽にも映えますよ。「ウィローモス」や「アヌビアス」「アンブリア」など様々な水草が使えますので、飼い主さんの好みで選んでみてください。

 

どんな環境でも適応可能!

アカヒレ

アカヒレは初心者にも飼育しやすい熱帯魚です。水槽のレイアウトや混泳させたい熱帯魚を優先的に選んで、最後にアカヒレを何匹か水槽内に入れる方法がおすすめです。

ぜひ自分だけのアクアリウムに、アカヒレの美しさをプラスしてみてください。