猫の餌、良質なキャットフードの選び方は?与えてはいけない食べ物は?

猫に与える餌やキャットフードなどの食べ物は、猫の健康を保ったり、寿命を伸ばしたりするのに大きく影響します。安価で粗悪なキャットフードを与え続けたことにより愛猫が体調を崩し、病院代や手術代などでかえって出費が増えたというのは良くある話なのです。

この記事では、猫の餌、キャットフードの選び方や猫に与えてはいけない食べ物についてまとめました。

 

猫の餌は良質なキャットフードがオススメ

猫 餌 肉
猫は完全肉食動物です。

ごはんに味噌汁とかつお節をかける「ねこまんま」のイメージから、猫にごはんをあげている人もいます。

ただ、猫は人間とは違い、炭水化物から栄養を摂取することがほとんどできません。良質なタンパク質とカルシウムやビタミンなどの栄養を摂れる食事を与えてあげてください。

キャットフードは猫の栄養バランスを考えて作られています。愛猫の健康を維持し、長生きしてもらうために最も重要なのは毎日食べる餌なのです。良質なキャットフードを吟味して与えてあげてくださいね。

 

キャットフードの選び方、8つのポイントは?

ルーペ 本 虫眼鏡
以下にキャットフードを選ぶときのポイントを8つご紹介します。はじめてキャットフードを選ぶ方やこれまで明確な基準をもたずにキャットフードを選んでいた方は、以下の基準を確認してから愛猫に与えるキャットフードを選んでみてください。

総合栄養食という記載があったとしても、以下の基準を満たしていないフードはオススメできません。

 

ドライフードをベースにする

ドライフードはウェットフードに比べて賞味期限が長く、夏場も痛みづらいのが特徴です。猫は食事にこだわりをもつ動物なので、様々なお気に入りフードがあってもいいのですが、ベースはドライフードがおすすめです。信頼のおけるドライフードを選んでくださいね。

良質なタンパク質が摂れる

猫は完全肉食動物なので、良質なタンパク質を摂れることがフード選びにおいて最も重要なポイントです。人間でも食べられるほどの品質や鮮度がある原材料を使っているフードや、使用している原材料を明記しているフードが安心です。

粗悪な原材料が入っていない

安価なキャットフードのなかには、人間が食べてはいけない品質の肉(4Dミート)が使われていたり、人が食べたら健康を害する添加物が入っていることもあります。原材料成分を必ず確認してください。家禽ミート、ミートミール、肉の副産物や魚の副産物という原料が使われていたら、人間が食べてはいけない品質の原料です。

有害な添加物が入っていない

ドライフードの場合、おすすめできないフードには有害な添加物がたくさん入っています。原材料に香料や着色料、pH調整剤が入ってるフードは避けましょう。酸化防止剤は、ローズマリーや緑茶の抽出物などの天然成分であれば問題ありません。ただ、BHAやBHT、没食子酸プロピルと書かれている酸化防止剤は有害なので、これらが入っていないかもあわせて確認してください。

原材料の一番目に穀物が記載されていない

とうもろこしや小麦などの穀物が原材料の一番前に記載されているフードも避けてください。猫の消化器官は穀物を消化できるつくりになっていないので、食事のたびに内蔵に負担をかけてしまいます。

グレインフリーと呼ばれる穀物が使われていないフードがおすすめです。米が使われているフードは食物繊維が豊富で、猫のお腹にたまった毛玉を取り出す効果があります。タンパク質が最も多い原材料であることが前提ですが、米が含まれているフードもあわせておすすめできます。

国産よりも外国産

ペットの本場は欧米なので、外国産のキャットフードの方が国産のキャットフードに加えてこだわりや厳格な安全基準を持って作られている傾向にあります。

もちろん、国産のフードにも良質なものはありますが、外国産のフードほどのこだわりや安全基準をもたずに製造されているものが多い傾向にあります。「日本の国産製品の品質は高い」という一般論は、ペットフードには通用しないのです。

鮮度や賞味期限が長すぎない

ドライフードは1ヶ月程度、ウェットフードは開封から1〜2日で食べられるものを選んでください。賞味期限が長いフードは保存料などが多く入っていることもあるので、避けてください。

 

安価なものは避ける

結局のところ、キャットフードの品質は値段と相関関係があります。

安価な製品のほとんどは「安かろう悪かろう」という疑いを持って確認することをオススメします。キャットフードは猫の健康や寿命に大きく影響するので、長く一緒に過ごしたい飼い主の方は、フードだけは品質にこだわり、値段もある程度までは許容してあげるようにしてください。

いまから猫を飼う方でキャットフードの品質にこだわる経済的余裕がない方は、猫の健康のためには経済環境が整うまでは飼わないほうがお互い幸せかもしれません。

キャットフードは猫にとってそれほど重要なのです。

 

人の食べ物は猫にとっては塩分が多すぎる

猫_餌_おあずけ
人間が食べるために味付けされた食品は猫にとって塩分量が多すぎるため、与えないでください。体のつくりが大きく異なるため、たとえ人間が薄味だと感じたものでも猫に与えると危険な場合があります。どうしても自分と同じ食事をあげたい場合は、味付けをせず、食材のまま与えてください。

ただなかには、絶対に与えてはいけない食べ物もあります。

 

猫に与えてはいけない食べ物は?

猫 餌

猫に与えてはいけない食べ物12

  • ネギ類(たまねぎ、長ネギなど)
  • ニンニク、ミョウガ、ニラ
  • カカオ類(チョコレートなど)
  • ブドウ、レーズン
  • アボカド
  • アワビ、サザエなどの貝類
  • 生魚・生イカ・生タコ
  • 非加熱の甲殻類
  • 生の豚肉
  • 牛乳
  • 生の卵白
  • アルコール

ここからは猫に与えてはいけない食べ物を以下の12項目にまとめました。いかなる場合も、これらは与えないであげてください。

 

ネギ類(たまねぎ、長ネギなど)

猫の赤血球を破壊する成分(アリルプロピルジスルファイド)が入っており、貧血や血尿、胃腸に支障をきたします。猫には本当に危険性があるので、食べると死に至ることもあります。

 

ニンニク、ミョウガ、ニラ

ネギ類と同じ成分が含まれているため、大量摂取すると貧血や血尿、胃腸に支障をきたすことがあります。また、ネギ類はユリ科の植物なので、チューリップなどユリ科の植物を食べることも危険です。猫を飼う家庭は、室内観賞用や庭に咲かせる花としてユリ科の植物を選ばないようにしてください。

 

カカオ類(チョコレートなど)

カカオに含まれるデオブロミンという成分が中枢神経を刺激し、不整脈やけいれん、嘔吐を引き起こす原因になります。こちらも死に至ることもあります。

 

ブドウ、レーズン

因果関係ははっきりしていませんが、摂取後ほどなくして嘔吐や下痢、1週間以内に腎不全を引き起こすことがあります。

 

アボカド

果実、葉、種子に含まれるペルジンという成分が有害とされており、嘔吐や下痢を引き起こす原因になります。

 

アワビ、サザエなどの貝類

耳の周辺に腫れ、痒みの症状が出ます。最悪の場合、壊死する可能性もあるので絶対に避けてください。加熱をすれば問題なくなります。

 

生魚・生イカ・生タコ

猫の体内のビタミンを分解してしまう酵素が含まれています。ビタミン不足を招いてしまうことがあるので避けてください。

 

非加熱の甲殻類

生魚、生イカ、生タコと同じようにこちらにも酵素が含まれていて、ビタミン不足を招いてしまうことがあるので避けてください。

 

生の豚肉

生の豚肉には、トキソプラズマと呼ばれる寄生虫が潜んでいる可能性があります。感染すると猫の体内で成長し、体重の減少や下痢といった症状がみられます。

 

牛乳

与えている飼い主も多い牛乳ですが、下痢を起こすことが多いです。少量なら問題ありませんが、必ずお腹をこわすようなら与えるのをやめてください。

 

生の卵白

アビシンというタンパク質がエサとして適していません。

 

アルコール

猫は少し摂取しただけでも、嘔吐や下痢、痙攣などの症状を引き起こすことがあります。

 

 

おすすめの猫の餌1「カナガンキャットフード」

カナガンキャットフード

これまでご紹介したキャットフードの選び方や与えてはいけないものをすべて鑑みたうえでオススメのキャットフードが2つあります。

1つ目はカナガンキャットフードです。

イギリスで開発された最高級のキャットフードで、人間でも食べられる高品質なチキンをベースに野菜や海藻、ハーブなどの原材料が使われて、穀物不使用(グレインフリー)。国際規格であるSAI GLOBALのランクAを獲得している工場で作られているキャットフードです。

値段は1袋1.5kgなので、約1ヶ月分で3,960円です。市販されているフードに比べて値は張りますが、市販されているフードが安すぎるともいえます。ご紹介した8つのポイントを満たすフードであれば問題ありませんが、安価なフードであればあるほど、穀物が主成分だったり、添加物がたくさん入っていたりするので原材料をみてください。

愛猫の健康のために、品質の良いフードを与えて健康を維持してあげてくださいね。

『カナガンキャットフード』の購入サイトへ

 

おすすめの猫の餌2「シンプリー」

シンプリーキャットフード
2つ目はプレミアムキャットフード「シンプリー」です。

シンプリーは原材料のうちサーモンが50%を占め、良質なタンパク質が摂取できるフードです。その他の原材料には食物繊維が豊富で、便や毛玉の排出をサポートしてくれます。袋を開けた瞬間に拡がるサーモンの香りは猫が大好きな香りなので、フードにこだわる猫や偏食の猫にとっても食いつきが良いフードです。

低カロリーで不要な脂肪分を使っていないので、シニアの猫にオススメのフードといえます。

『シンプリーキャットフード』の購入サイトへ

 

両方を試して好みのフードをベースにする

ここでご紹介した2つのキャットフードを試し、好みの方を継続してあげるのが理想的です。猫は食事にこだわる動物なので、半年から1年ごとに変えるのもオススメです。

愛猫の健康のために、品質の良いフードを与えて健康を維持してあげてくださいね。