ブリティッシュショートヘアの病気、症状や治療・予防法は?

ブリティッシュショートヘアは不思議の国のアリスに登場する「チェシャ猫」のモデルとしても人気の高い猫です。

頑丈そうにみえますが意外に病弱で悩む飼い主さんも少なくありません。

この記事ではブリティッシュショートヘアがかかりやすい病気について、症状や治療法、予防法をまとめました。

 

ブリティッシュショートヘアの病気1. 皮膚炎

ブリティッシュショートヘア
病名皮膚炎
治療法抗生物質の投与、塗り薬
予防法アレルゲンの検査、寝床の掃除など

ブリティッシュショートヘアがかかりやすい病気に皮膚炎があります。

栄養の偏り、ストレス、ノミやダニなど様々な原因が考えられ、「フケ」「湿疹」「脱毛」などが激しい痒みやタダレとともに症状として現れます。

 

治療法

アレルギー性やアトピー性の皮膚炎は、抗生物質を含んだ飲み薬や塗り薬で治療していきます。

 

予防法

アレルギーやアトピー性の皮膚炎であれば、前もって原因となる「アレルゲン」の特定のため検査を受け、それを排除することで予防可能です。

愛猫の日常の行動範囲をしっかりと掃除することも立派な予防ですよ。

 

ブリティッシュショートヘアの病気2. 胃腸炎

ブリティッシュショートヘア
病名胃腸炎
治療法絶食、対症・輸液療法
予防法ワクチンの接種、新鮮な水や食事を与える

胃腸炎は胃から腸にかけての粘膜に炎症が生じた状態のことです。

「誤飲」「誤食」「細菌感染」などが原因で、下痢やおう吐などの症状がみられます。

適切な治療をすれば治る病気ですが、急性の場合は重症化すると脱水症状になって命の危機にさらされることもありますよ。

 

治療法

基本的には絶食し、下痢や嘔吐を止める整腸剤や脱水症状を抑える輸液を行います。

ウイルス性が疑われるときは、同時にウイルス排除のため抗生物質の投与を合わせて行います。

 

予防法

常に新しいフードや水をあげるようにし、餌入れ水入れは常に清潔に保つことが大切です。

予防ワクチンの適切な接種を受けることで重症化しやすいウイルス性の胃腸炎は予防できますよ。

 

ブリティッシュショートヘアの病気3. 糖尿病

ブリティッシュショートヘア
病名糖尿病
治療法食事療法、インシュリン投与
予防法肥満予防、適度な運動

糖尿病はインシュリンの量が低下することが原因で「血糖値が高くなる」病気です。「肥満」や「ストレス」「運動不足」が主な原因となり、「多飲多尿」「体重減少」「嘔吐」などの症状がみられます。

 

治療法

人の糖尿病と同様、インシュリンを生涯にわたって注射しなければなりません。

適切な食事の回数や内容を考えたうえでの食事療法や、適度な運動も併せて行います。

 

予防法

適度な運動と食事を心がけ肥満を防ぐことが大切ですよ。

動物病院で定期的な健康診断を受けて、早期発見・早期治療を心がけてくださいね。

 

ブリティッシュショートヘアの病気4. 尿結石

ブリティッシュショートヘア
病名尿結石
治療法投薬、食事療法、外科手術
予防法肥満防止、水分を多く取らせる

尿結石は腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結晶や結石ができる病気です。

食事の偏り、細い尿道が原因となることが多く、「尿の量が少ない」「落ち着きが無くなる」「血尿」などの症状がみられます。

大き目の結石が尿管を完全にふさぎ尿が全く出せない状況が続くと尿毒症になって死に至ることもありますよ。

 

治療法

軽度の場合は結石を溶解する薬の服用や、食事療法で対処します。

結石が大きくなって尿管を塞いでしまっている場合は緊急を要する為、カテーテル等を用いて外科的に結石を取り除く必要があります。

 

予防法

再発しやすい病気なので予防が大切です。

ミネラルバランスに気をつけた食事療法、水分を多く飲ませる、トイレを常に清潔にしておくことにも気をつけてあげてくださいね。

 

ブリティッシュショートヘアの病気5. 巨大結腸症

ブリティッシュショートヘア
病名巨大結腸症
治療法浣腸、摘便、外科手術
予防法適度な運動、排便しやすい環境作り

巨大結腸症は、結腸内に便が過度にたまって便秘がさらにひどくなる病気です。

腹筋力や腸の蠕動運動の低下などが原因で慢性的な便秘となり、停滞した便が結腸に溜まることで発症します。

「トイレで踏ん張っているのに出ない」「少量の水っぽい便が出る」などの症状がみられます。

 

治療法

浣腸など排便を促す処置のほか、結腸に溜まった便を直接摘出することで治療をします。

「骨盤狭窄」が重度であったり、内科療法に反応しない場合は外科手術が必要となることもありますよ。

 

予防法

キャットタワーを設置して日常的に運動をさせたり、トイレを清潔にするなど排便しやすい環境つくりが大切です。

 

ちょっとした変化を見逃さないことが大切!

ブリティッシュショートヘア
ブリティッシュショートヘアの病気は、飼い主さんの注意で防げる病気も多いです。

発症すると生涯治療が必要になる病気も多いので、日頃から愛猫を観察してちょっとした変化も見逃さないようにすることが大切ですよ。