グレートデンの歴史は?飼育環境や散歩の頻度は?

世界最大の犬種としても知られるグレートデンは、ドイツ原産の犬ですが1965年にはアメリカのペンシルぺニア州の州犬にもなっています。

強面の外観をしていますが、温和で穏やかで忍耐強い優しい性格をしているのでペットとしても最適ですよ。

この記事ではグレートデンの歴史や飼育する際に適した飼育環境、散歩についてまとめました。

 

グレートデンの歴史は?

グレートデン 
グレート・デーンの祖先犬は、イングリッシュマスティフとすでに絶滅してしまったブルドッグの一種である「ブレンバイサー」の血を引いていると考えられている。

1878年にベルリンで開催された委員会(Dr.Bodinusを長とするブリーダーや審査員によって結成)で、異なるタイプの犬が「ドイチェン・ドッゲ」に分類されたことで、グレート・デーンの礎が独立した1つの犬種として築かれた。

その後、1801年にグレート・デーンのスタンダードがベルリンのショーで定められることとなる。なお、このスタンダードは1888年以降、年一回の修正が加えられている。

出典:JKC「グレート・デーン」

逸話

グレート・デーンの中でももっとも大きいとされているのが、2011年にギネスに記録された「ZEUS」という犬で、体高は1.118mです

出典:ギネスワールドレコーズ

 

グレートデン、飼育環境の準備は?

グレートデン 

散歩

  • 滑り止め
  • クッション
  • 食器台

グレートデーンは短毛種で暑さ・寒さに弱いこと、常に人と一緒にいることを好む犬種なので室内飼育が適しています。

 

あると便利なアイテム

大型犬で股関節形成不全になりやすいので、コルクマットなどの滑り止めは必ず用意してあげてください。

堅い床の上で寝ていると関節を痛めるので、関節を守るために毛布を畳んだものやクッションを寝床に置いてあげると落ち着いて寝てくれますよ。

胃捻転に気をつけたい犬種でもあるので、食器台を用意してあげると食事の際の体にかかる負担を和らげてあげることができます。

 

グレートデン、散歩の頻度は?

グレートデン 

散歩

  • 頻度:1日2回
  • 時間:それぞれ60分ほど

グレートデンは超大型犬で豊富な運動量を必要とする犬種なので、1日2回それぞれ60分程度の散歩をしてあげてください。運動不足は肥満の原因になるだけでなく、ストレスから問題行動を起こす原因にもなりますよ。

胃捻転は食後の急な運動が悪いとされているので、食後すぐの運動は避け安静にするように気をつけてあげてくださいね。

 

快適な飼育環境を提供しよう!

グレートデン 

グレートデンは超大型犬ですが優しい犬種なので飼育しやすい犬種です。飼育環境の整備など容易に飼育できる犬種ではないですが、しっかりとしつければ優秀な「コンパニオンドッグ」となってくれる犬種ですよ。

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