猫の写真、撮り方のコツ!カメラ、レンズ、注意点は?

愛猫の可愛い写真を撮るのはすごく大変ですよね。いい顔が撮れた!と思ったらしかめっ面をしていたり、動きまわってブレブレの写真になってしまったり。

撮り方のコツを覚えてお気に入りの一枚を写真に残したいですよね。

この記事では猫の写真について、撮り方のコツやカメラ・レンズの準備、注意点などについてまとめました。

 

ステップ1:事前準備

本 ノート

撮影の準備段階で撮れる写真の9割は決まるといっても過言ではありません。事前準備がうまくできていると写真もうまく撮れますよ。今回は「撮影環境」「カメラ」「その他」に分けてご紹介します。

 

撮影環境の準備

まず、お部屋の中を片付けて背景をすっきりさせましょう。背景がすっきりしていると被写体の猫が引き立ちます。また、猫が動き回ってしまう場合はカゴやお気に入りのベッドなどをあらかじめ用意してあげましょう。ソファーや床にシンプルな布を敷いてその上で撮影すると、まるでスタジオで撮ったような写真を撮る事ができますよ。

猫を引き立たせるためには背景が大切です。床にかばんを置いたり、洗濯物が見えたりしないようにして生活感が出てないように気をつけてくださいね。

 

カメラとレンズの準備

携帯電話やスマートフォンは気軽に撮影できて便利ですよね。しかし「被写体である猫がハッキリと映り、背景が淡くボケている」綺麗な写真を撮るには「単焦点レンズ」と呼ばれるレンズを使う必要があります。単焦点レンズは、焦点が1つしかないためズーム撮影ができません。しかし、明るく、迫力のある撮影ができるというメリットがあるため、多くの撮影シーンでプロも使っています。単焦点レンズの価格は、レンズ単体で3万円~20万円を超えるものまで幅広く、レンズのブランド、取り付けるカメラ本体の種類などによって値段が上下します。

 

その他あったらよいものの準備

写真を撮りたいと思わせるような可愛い子猫は、特に落ち着きがありません。おやつを用意して気を引くのもおすすめです。また、躍動感ある写真が撮りたい場合は、猫じゃらしやおもちゃを用意しておきましょう。

 

ステップ2:猫の気持ちを考える

ラグドール_人

普段は見慣れないカメラを向けられ、パシャパシャと写真を撮られると猫はびっくりして、逃げ出しかねません。またそれだけでなく、カメラ自体が嫌いになってしまう場合もあります。撮影の前にカメラを見せたり大きな音が出ないように工夫したりしてカメラに慣れさせてあげましょうね。

また、あらかじめ猫の行動をよく観察することも大切です。元気いっぱいの時もあれば、眠そうにしていたり、ごろごろとこちらに甘えて寄ってきたりと時間によっても変わります。どんな写真を撮りたいのか、その写真を撮るにはどの時間帯が一番いいかを見極めて撮影に挑みましょう。

 

ステップ3:撮り方のコツは「部屋の明るさ」「目線を合わせる」

カメラ 女性

きれいに撮影するポイントは部屋の明るさです。猫の写真はフラッシュよりも自然な光のほうが上手に撮れます。できれば日中、部屋の中が明るい時間帯がオススメですよ。また、猫の目線までカメラを下げたほうが自然で印象的な写真を撮ることができますよ。猫が嫌な思いをしないように優しく声をかけながら、ポーズは猫に任せましょう。

思い通りの写真が撮れないからといって、猫に無理やりポーズを取らせるなどの嫌がることをすることで、カメラを向けられただけでストレスを感じてしまいます。猫がリラックスした状態で撮影をしましょう。また、ベストなタイミングだと思ったら躊躇せずシャッターをたくさん切りましょう。撮り方に慣れていなくても、何枚も撮った中に最高の1枚が見つかるはずです。

リラックスしながら、猫の写真を撮る

いい写真を撮ってやる!と意気込むよりも、飼い主さんもリラックスして楽しみながら撮影に挑めば、きっと猫もリラックスしてかわいらしい表情を見せてくれます。可愛い写真をたくさん撮って、愛猫との良い思い出を残してくださいね。