マルチーズの寿命や病気は?涙やけ対策は?

マルチーズは超小型犬に分類される犬種です。運動量も多くなく、無理をすると病気やケガの発生率が高くなってしまうのです。この記事では、マルチーズの寿命や病気、健康についてまとめました。大切な家族の一員として、長生きして欲しいですよね。

 

マルチーズの寿命は?

マルチーズ

マルチーズの飼育下での平均寿命は約15年です。超小型犬の平均寿命が15年なので、平均的な寿命といえます。近年では飼育環境の向上や、ペットフードの品質向上により、年々長寿化の傾向にありますよ。適切な運動量の確保と、適切なフードを与え、肥満に注意しながら育ててくださいね。

 

マルチーズがかかりやすい病気は?

マルチーズ_複数

マルチーズの飼育において注意すべき病気は、原因が先天的なものと後天的なものがあります。主にかかりやすいとされる病気と症状、対処法をご紹介します。

 

膝蓋骨脱臼

マルチーズが後ろ足の膝を脱臼した場合、膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)という病名がつきます。症状としては、後ろ足を引きずる、ぴょこぴょこと跳ねるように歩く、などの行動が目立ちます。発症の原因は先天的なものと、後天的なものの2つがあります。
先天的な原因は膝関節周辺の筋肉や骨、靭帯などにある形成異常です。成長とともに進行することで発症します。後天的な原因は、高所からのジャンプ、後ろ足だけで立つなど、後ろ足への強い負担の蓄積です。

膝蓋骨脱臼は放置しても自然治癒は見込めず、不自然な歩行によって筋肉量の低下などにつながり、肥満やストレス増加をもたらします。肥満、ストレスは多くの病気の原因となるので、変わった様子を見かけたら、すみやかに動物病院を受診してくださいね。

 

気管虚脱

気管虚脱は、呼吸のための気管が狭くなり、息切れ・咳・過呼吸などを引き起こす病気です。苦しそうな呼吸をしていたら注意して様子をみてください。症状が続くようであれば、動物病院を受診した方が安心です。気管虚脱になると「乾いた咳が出る」「ゼーゼーと呼吸が苦しそうで早い」などの異常が見受けられます。悪化すると舌が紫に変色するチアノーゼが見られます。
ひどく興奮したり、沢山走り回ったりすると発症しやすいと言われているので、激しい運動はさせないようにしてあげてください。適切な散歩の運動量は関連記事を参考にしてみてくださいね。

 

流涙症(涙やけ)

流涙症(りゅうるいしょう)は、涙が目の内眼角から溢れてきて、目の下に涙やけを起こす病気です。内眼角は、人間でいうとまぶたの端、鼻側の部位です。
通常、マルチーズの涙は上まぶた裏の涙腺でつくられ、目のわきを通る涙小管を経由し、内眼角の脇の涙嚢(るいのう)、さらに鼻涙管を通って鼻から排出されます。流涙症を発症している犬は、涙の排出過程のどこかに異常があります。
症状は、「涙やけ」と呼ばれ、目の周りの毛が茶色く変色します。見た目ですぐにわかる症状ですよ。飼い主には処置ができないので、動物病院の受診が必要です。原因は先天的なもののほか、結膜炎などの場合もあります。

 

健康的に育てるポイントは?

マルチーズ_人間

マルチーズが病気を発症する原因は、大半がストレスによるものです。睡眠不足・栄養不足・飼い主とのふれあい不足など、マルチーズが満足に過ごせていない場合にストレスがたまるのです。ストレスを感じさせないよう、気を付けてあげてくださいね。とくに抱っこによるスキンシップは、ストレスの軽減だけでなく、体の異常にいち早く気づくための手段でもあります。時間をとって、たくさん触れ合ってくださいね。