海のウサギ!人気のウミウシの種類は?アメフラシとの違い!

ウミウシは飼育が難しいためペットには不向きですが、見た目の可愛らしさとカラフルさからダイバーに人気があります。この記事では、ウミウシの中でも人気の高いウミウシ8選をご紹介します。

人気のウミウシ8選

  • ゴマフビロードウミウシ
  • サガミミノウミウシ
  • セトリュウグウウミウシ
  • ムカデミノウミウシ
  • カナメイロウミウシ
  • ハナオトメウミウシ
  • サメジマオトメウミウシ
  • キヌハダウミウシ

 

ウミウシの種類は?

ウミウシ

ウミウシの種類

  • 3000種以上

ウミウシとは貝殻を捨てた貝です。3000種以上も存在しているとされます。海洋生物は毎年新種がみつかっているので、今後さらに増える可能性があります。「進化の過程で貝殻を捨てた」「小さくして体内に取り込んだ」と様々説がありますが、理由は謎です。

ウミウシは生物上「裸鰓目」に分類されています。色・形さまざまな種類が存在しますが、どのウミウシも同じ分類です。

 

ウサギみたいな風貌がキュート!「ゴマフビロードウミウシ」

ゴマフビロードウミウシ
名前ゴマフビロードウミウシ
体地色灰黄色、橙色、白色
大きさ1~2cm
生息地北海道以南~西部太平洋域

ゴマフビロードウミウシはウサギのような風貌をしているツヅレウミウシ科のウミウシです。「背面部を覆う織毛状の突起」「ゴマのような模様」「黒褐色の触覚と鰓(エラ)」が特徴的です。

体色は灰黄色や橙色が多く、まれに白色の個体がいます。大きさは1~2cmほどです。北海道以南~西部太平洋域の水深20メートル前後の岩礁域に生息しています。

 

ピンクのドレスをまとった貴婦人!「サガミミノウミウシ」

名前サガミミノウミウシ
体地色白色の半透明
大きさ2~5cm
生息地西部太平洋域、インド洋域

サガミミノウミウシはハリネズミのような風貌をしているアオミノウミウシ科のウミウシです。「褐虫藻を宿している突起内部の消化腺」と「触角の前方にある白色斑」が特徴的です。

体地色は半透明の白色ですが、ピンク色から橙色の消化線が透けて見えます。体長は2~5㎝ほどです。西部太平洋域、インド洋域などに生息しています。

 

派手な色合いが特徴的!「セトリュウグウウミウシ」

名前セトリュウグウウミウシ
体地色薄い青色
大きさ4~6cm
生息地日本

セトリュウグウウミウシはフジタウミウシ科のウミウシです。「体の中心部にある薄緑色の色域」「数本入る黒いライン」「赤い触角と鰓(エラ)」が特徴的です。

体地色は薄い青色で、触角と鰓の後ろ部分に赤色の大きな斑点模様が入ります。大きさは4~6cmほどになります。日本近海に生息しています。

 

エラ突起がびっしりと並ぶ独特の姿!「ムカデミノウミウシ」

名前ムカデミノウミウシ
体地色半透明の褐色、半透明の紫
大きさ8~19cm
生息地房総半島以南、インド洋、西太平洋

ムカデミノウミウシはアオミノウミウシ科のウミウシです。カラーバリエーションが豊富で、体内に褐虫藻を共生させ光合成をすることでも知られています。

「細長い体」「扇状で20前後の対になった突起」「頭にある黄白色の色帯」「触角にある紫の2本のライン」が特徴的です。体地色は半透明の褐色や半透明の紫など変異に富んでおり、大きさは8~19cmほどです。房総半島以南、インド洋、西太平洋などに生息しています。

 

はっとするほど美しい色合い!「カナメイロウミウシ」

カナメイロウミウシ
名前カナメイロウミウシ
体地色白色
大きさ2~5cm
生息地千葉県以南~西部太平洋域、インド洋域など

カナメイロウミウシはイロウミウシ科のウミウシです。「背中にあるオレンジ色の細長い輪」と「オレンジ色の触角」が特徴的です。

体地色は白色で、体の縁は外側から黄色、赤紫色の順で縁取りが入っています。大きさは2~5㎝ほどです。赤紫色の縁取りは幅が不規則なので途切れて斑状になったり、背中にオレンジの斑点が入る個体もいますよ。千葉県以南~西部太平洋域、インド洋域などに生息しています。

 

白地にオレンジが印象的!「ハナオトメウミウシ」

ハナオトメウミウシ
名前ハナオトメウミウシ
体地色乳白色
大きさ2~8cm
生息地インド洋、西太平洋

ハナオトメウミウシはオトメウミウシの仲間のウミウシです。「背中にある滲んだ黒色の斑紋」と「オレンジ色のイボ状突起」「水色の触角」が特徴的です。

体地色は乳白色でオレンジ色で縁取られています。大きさは2㎝前後の個体が多いですが8㎝ほどになる個体も多いですよ。インド洋、西太平洋などに生息しています。

 

鮮やかな青色がとっても綺麗!「サメジマオトメウミウシ」

サメジマオトメウミウシ
名前サメジマオトメウミウシ
体地色白色
大きさ1~2cm
生息地伊豆半島以南、フィリピン、インド洋や西太平洋

サメジマオトメウミウシはタテジマウミウシ科のウミウシです。「細長い体」「背中にある青の縦筋」「橙赤色の触覚」が特徴的です。体地色は白色ですが背面は黒色で、オレンジ色の縁取りが入ります。大きさは1~2㎝ほどです。伊豆半島以南、インド洋や西太平洋などの熱帯域に生息しています。

 

鮮やかなオレンジ色が目をひく!「キヌハダウミウシ」

キヌハダウミウシ
名前キヌハダウミウシ
体色白色、黄色、オレンジ色など
大きさ最大6cm
生息地日本近海、インド洋、西太平洋、中部太平洋

キヌハダウミウシは鮮やかなオレンジ色が目をひくキヌハダウミウシ科のウミウシです。ほかのウミウシを食べることでも知られていますよ。「体に対して大きめの触角」「背中にある体色より濃い色の小さい突起」が特徴的です。

体地色は「白色」「黄色」「橙色」など様々で、大きさは最大で6cmほどになります。日本近海、インド洋、西太平洋、中部太平洋に生息しています。

 

ウミウシとアメフラシの違いは?

アメフラシ

相違点

  • 大きさ

アメフラシはウミウシと同じ貝の仲間で、雌雄同体です。「餌」と「大きさ」が大きく異なります。ウミウシは海綿やコケムシといった動物を餌にする肉食で、アメフラシはワカメなどを餌にする草食です。

体の大きさはウミウシが数cmと小さいのに対して、アメフラシは15cm程度あります。生物学的にはウミウシは後鰓亜綱裸鰓目、アメフラシは後鰓亜綱無楯目という違いがあります。

 

カラフルな色合いが魅力的なウミウシ

ウミウシ

海の宝石ともいわれるウミウシは日本近海だけでも500種類が発見されています。海に潜る機会は少ないかも知れませんが、潜る機会があったらぜひ探してみてくださいね。美しさに目を奪われること間違いなしですよ。