ドッグフードの種類は?選ぶ基準や与える量、計算法まとめ

現在ショップには多様な種類のドッグフードが販売されていて、愛犬用のドッグフード選びは飼い主さんにとって悩みの種の1つですよね。添加物には気をつけるものの「ドライ」や「ウェット」など、どのタイプがを選ぶべきかも大切な選択です。

この記事ではドッグフードの種類ごとの選ぶ基準や与える量の計算法などをまとめましたので、ドッグフード選びに是非活用してください。

 

犬の食事、目的別の種類とは?

ドッグフード

目的別の種類

  • 総合栄養食
  • 間食
  • 療法食
  • その他の目的食

愛犬に与える食事は「総合栄養食」「間食」「療法食」「その他の目的食」に分けることができます。

 

総合栄養食

主に与える食事のことで「ドッグフード」が当てはまります。

愛犬の健康な体を作るための主要なエネルギー源となるので、なるべく粗悪な原材料が入っておらず人間品質の「プレミアムドッグフード」を選んであげることがおすすめです。

 

間食

間食には「おやつ」が当てはまります。

しつけのご褒美として与えるため「食いつき」が良いものを選んであげてくださいね。

 

療法食

愛犬の体調がすぐれない時、病気の治療中に与えるフードのことです。普通のドッグフードよりもカロリーや塩分が抑えてあります。

 

その他の目的食

「関節」「老化予防」「免疫力向上」のサポートをするサプリメントが当てはまります。

便通改善サプリメントは乳酸菌、関節ケアサプリメントはグルコサミンなど、成分に多少偏りがあるので、総合栄養食(ドッグフード)の補助として与える食事です。

 

ドッグフードの形状別の種類は?

ドッグフード 

形状別の種類

  • ドライタイプ
  • ウェットタイプ

ドッグフードは含まれている「水分の量」によって、大きく「ドライタイプ」と「ウェットタイプ」にわかれます。簡単にいえば、水分量が少なく「カリカリ」とした食感がドライタイプ、水分量が多くて柔らかいのかウェットタイプです。詳しい違いはこちらで解説しています

 

ドライタイプの特徴

ドライタイプの水分含有量は10%程度で、他の90%は栄養分や添加物です。栄養がウェットタイプよりも凝縮されているので、ウェットタイプほど食べさせなくても十分1日分の栄養を摂取することができます。排泄物の量も少なくなる傾向があります。

含有する水分量が少ないので、食事のときには近くに新鮮なお水を用意してあげる必要がありますね。おすすめのドライタイプのドッグフードはこちらです

 

ウェットタイプの特徴

ウェットタイプの水分含有量は75%程度で、栄養分や添加物は全体の25%程です。ドライタイプに比べて大量に食べないと必要な栄養分が摂取できない特徴があります。食の細い犬には少し不向きかもしれませんね。

嗜好性が高いのでごほうびの「おやつ」に向いているドッグフードです。満腹感は残しつつカロリーをカットできるので、ダイエットが必要な肥満体型の犬にもおすすめです。

愛犬のダイエットを正しく行う方法に関してはこちらで詳しく紹介しています

歯石が付きやすいデメリットがありますので、「歯磨き」や「歯磨きガム」を日頃から意識して与えてくださいね。ウェットタイプのドッグフードについて詳しくはこちらで解説していますよ。

 

ドッグフードの種類、「ソフトドライ」「セミモイスト」とは?

ドッグフード

「ドライタイプ」「ウェットタイプ」の中間の水分量を含むドッグフードも存在します。「ソフトドライタイプ」と「セミモイストタイプ」の2つに分けることができますよ。

 

ソフトドライタイプの特徴

水分量が全体の25~35%程度のドッグフードです。ドライタイプと同様に製造され粒状に形成されますが、「発泡」という方法でフードをふくらませて柔らかく仕上げています。

一般的に保水のために「湿潤調整剤」が使われ、腐敗防止のために酸化防止剤や防カビ剤などの添加物が使われます。

 

セミモイストタイプの特徴

同じく水分含有量が25~35%程度のドッグフードです。ドライタイプと同様に製造され粒状に形成されますが、ソフトドライタイプとは異なり「発泡」はしないので噛みごたえのある弾力が特徴です。

ウェットタイプのドッグフード同様に新鮮さを保てる期間が短いので、こちらの記事で保存方法について確認してみてくださいね。

 

その他ドッグフードの特徴は?

ドッグフード 素材

その他ドッグフード

  • パウチタイプ
  • 缶詰タイプ
  • 冷凍ドッグフード
  • プリーズドライ・ドッグフード
  • プレミックス・ドッグフード

パウチタイプのウェットフードの特徴

パウチタイプ(レトルトパウチ)とは、ウェットフードが小袋に入っているものをいいます。

パウチタイプはそのものが犬の主食になるというわけでなく、ドライフードなどに混ぜあわせてあげるものがほとんどです。

値段も少々割高なので、愛犬がいつものご飯を食べなくなってしまった時や、気分転換に味を変えたい時などにおすすめですよ。

 

缶詰タイプのウェットフードの特徴

一般的なウェットフードは缶詰で売られているのがほとんどです。基本的な特徴はウェットタイプのものと同じですが、やはり缶詰なので一度開けてしまったら長く保存することができません。

開封後はなるべく早く使い切るようにしてくださいね。

 

冷凍ドッグフードの特徴

冷凍ドッグフードは作りたてをすぐに冷凍することによって、犬に有害な保存料を使うことなく長期保存ができるフードです。電子レンジや湯せんで解凍するだけなので、簡単に愛犬に与えられるのも利点です。

しかし流通量が少ないため割高なことが多く、解凍の手段によってはビタミンなどの栄養素が破壊されかねません。与える際には十分に気をつけたいフードです。

 

フリーズドライ・ドッグフードの特徴

フリーズドライとは食品をマイナス30℃程度で急速に冷凍し、さらに真空状態で乾燥させる手法のことをいいます。

冷凍ドッグフードと同様に添加物がほとんど含まれておらず、湿度を避けて保管すれば長期保存も可能です。

流通量が多くないため、一般的なドライフードなどに比べ割高です。

 

プレミックス・ドッグフードの特徴

肉・魚・オイルなどを加えて作る、いわば「手作りドッグフードの素」です。栄養素をそのままパックしているので、愛犬の好みに合わせて栄養バランスの整ったフードを手作りできるのが特徴です。

しかしプレミックス・ドッグフードに加えて肉・魚などを別途で用意しなければならないため、食材購入し調理する手間や料金がかかってしまうという点があります。

 

ドッグフードのライフステージ別の種類とは?

ドッグフード 犬 餌

 

子犬に与えるドッグフードはタンパク質多めがおすすめ

成長期の子犬は1日あたりたくさんのカロリーを消費します。与えるドッグフードはタンパク質多めの高カロリーフードがおすすめですよ。

ウェットタイプよりもドライタイプのドッグフードを与えてあげてくださいね。

生後2ヶ月ほどの赤ちゃんの場合、まだアゴや歯が発達しきっていないのでドライタイプのドッグフードはお湯でふやかしてあげることがおすすめです。

 

成犬に与えるドッグフードはとにかく高品質がおすすめ

成犬の愛犬に与えるドッグフードはとにかく高品質なものを選んであげてください。

この時期に与えた粗悪な食べ物が、後々重篤な病気を引き起こす原因になり得るからです。

 

妊娠・授乳期の犬に与えるドッグフードは高カロリーがおすすめ

子犬期と同じように、妊娠・授乳期に与えるドッグフードも「高カロリー」のプレミアムドッグフードがおすすめです。

妊娠期の母犬はお腹の中に1~3匹の赤ちゃんを宿しているので、その分栄養をたくさん取らなければならないのです。具体的には妊娠5週目から徐々にフードの量を増やしてあげます。

授乳期の母犬は母乳を出します。母乳にはカルシウムがたくさん含まれているため、体内のカルシウムが減ってけいれんを起こすことがあります。

授乳期には高カロリーなフードに加えてカルシウムとリンを補給するサプリメントを与えることがおすすめですよ。けいれんはカルシウムとリンをバランスよく摂取することで予防できるのです。

 

高齢犬に与えるドッグフードはウェットタイプがおすすめ

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高齢になると運動量が減るので肥満になりがちです。また顎の力や歯が悪くなるので、ドライタイプなど固いドッグフードは食べにくいのです。

ウェットタイプであれば柔らかくて食べやすいですし、同じ分量を食べても水分量が多くカロリーが大幅にカットできるので肥満防止にもつながります。

食欲が低下した高齢犬でも、ウェットタイプは食欲をそそるにおいがついていますので、少しは改善されるかもしれませんね。

ただ、1つ注意してほしいことがありますよ。ウェットフードの中には粒状の野菜が入っている製品があります。高齢犬になり消化器官が弱くなると粒状の野菜の消化が体への負担になることがあります。

成犬のときには問題がなくても、高齢犬に与えるウェットフードは材料がすべて細かくなっている製品を選ぶことをおすすめします。

 

ドッグフードの種類、選ぶ基準は?

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「ドライタイプ」「ソフトドライタイプ」「セミモイストタイプ」「ウェットタイプ」の4種類のタイプに分けられるドッグフードですが、愛犬の状況に応じて使い分けることが大切ですよ。

たとえば、愛犬が虫歯で固いフードを食べることが困難な場合には「ウェットタイプ」が適しています。水を飲みたがらない愛犬に「ウェットタイプ」を与えて、水分を摂らせてあげることもできますね。

「ドライタイプ」は健康に問題がないすべての犬に向いていますが、ドライフードだけでは食いつきが悪いときには「ソフトドライタイプ」や「セミモイストタイプ」のフードを少し混ぜてあげることがおすすめです。

ドッグフードの選び方はこちらでさらに詳しく解説していますよ

 

ドッグフードの種類、与える量は?

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4つのタイプのドッグフードはそれぞれ水分含有量が異なりますから、必然的に与える分量は異なります。一般的に愛犬が1日に必要なカロリーは以下の計算式で導くことができます。

 

1日に必要なカロリー:犬の体重×50~150kcal

スポーツをして運動量の多い愛犬の場合は計算値よりも少し多めに、高齢で運動量が少ない愛犬には少なめに与えてくださいね。

また、愛犬の脇腹に触れたときに「ろっ骨」が触って確認できないと肥満傾向といえます。計算値よりも少なめにあ与えることが大切ですよ。

 

以下は体重10kgの健康な成犬に与える、1日のドッグフードの量をタイプ別にまとめたものです。

タイプカロリー(100g当たり)成犬の必要量(1日)
ドライタイプ320kcal145g
ソフトドライタイプ236kcal300g
セミモイストタイプ275kcal180g
ウェットタイプ118kcal395g

詳しくは別記事「ドッグフードの与えるタイミングは?一食あたりの量は?」を確認してください。

 

愛犬が喜ぶチョイスを!

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結論からいうと、ドッグフードの種類に関しては飼い主さんの判断によるところが大きいです。嗜好はもちろんですが、加齢の度合いの判断も、体調の変化も、日々愛犬に接している飼い主さんでなければわからないことばかりですとね。

ドライタイプとウェットタイプではカロリーが大きく違うことを忘れなければ、あとは愛犬が喜んでくれるものを与えてあげてくださいね。

愛犬におすすめな人気ドッグフードの無添加ランキングはこちらドライタイプランキングはこちらで確認いただけます。