ペキニーズの抜け毛対策まとめ!被毛の特徴やブラッシングの頻度は?

可愛らしい鼻ぺちゃと、長くて豊かなライオンのような被毛がトレードマークのペキニーズ。

日々のお手入れについて悩んでいる飼い主さんも多いのではないでしょうか。

この記事では、ペキニーズの被毛についてブラッシング方法やトリミングの頻度をまとめました。

 

ペキニーズは抜け毛が多い?

ダブルコートの犬の中でも特にアンダーコートの量が多いので、抜け毛は多めです。

春と秋の換毛期になると、毎日の小まめなブラッシングをしていても被毛が部屋中に散らばるほどですよ。

 

ペキニーズの抜け毛の原因は?

抜け毛の原因

  • 換毛期
  • ストレス
  • 病気

 

換毛期

春と秋の換毛期になると大量の被毛が抜け落ちますが、これは生理現象によるものです。

病気なのでは?と思ってしまうほど大量の毛が抜け落ちますが、アンダーコートが生え変わるために抜けているだけなので心配いりませんよ。

 

ストレス

ペキニーズに限ったことではないですが、犬は環境の変化に対して敏感な子が多いです。

飼い主さんに赤ちゃんが生まれた、引越ししたことによる環境の変化などでストレスを感じて、抜け毛を起こしている場合もあります。

 

病気

部分的な脱毛がみられる場合は、病気の可能性が考えられます。

原因としては「食物アレルギー」「アトピー性皮膚炎」「真菌による感染症」などが考えられ、場合によっては「痛み」「発疹」を伴うこともありますよ。

 

ペキニーズの抜け毛対策は?

この項目では、抜け毛の原因ごとの対策をそれぞれ紹介します。

 

換毛期

ケアが不足すると皮膚病などの原因になってしまうので、小まめなブラッシングを心がけるようにします。

コートで被毛を梳かした時にアンダーコートが絡むようならブラッシングがまだ不十分です。ラバーブラシやスリッカーを使ってブラッシングをやり直してください。

 

ストレス

ストレスの原因となっているものを取り除き、改善するようにします。

「運動不足」が原因であればしっかりと運動させる。コミュニケーションが不足気味なら接する時間を増やすようにしてください。

精神的なストレスが原因の場合は、「体をなめる」という行為が合わせて見られることも多いです。

 

病気

病気で抜け毛が起きている場合は、原因を特定して治療を行う必要があります。

頭と足以外の被毛が左右対称に抜けている場合は、「甲状腺機能低下症」や「副腎皮質機能亢進症」が疑われます。

お腹周りの被毛が抜け、体に赤いブツブツができている場合は、「毛包虫」の可能性が高いですよ。

 

ペキニーズのブラッシングについて

ペキニーズの被毛の手入れには「ピンブラシ」「目の細かいコーム」「獣毛ブラシ」などがおすすめです。

ブラッシングはまずピンブラシで全体をすいてから、目の細かいコームで丁寧に死に毛を取り除きます。最後に獣毛ブラシで体全体をブラッシングしてあげるとツヤがでますよ。

 

ペキニーズのトリミングについて

ペキニーズは長毛種なので、月1回を目安にトリミングするといいですよ。

ケアが不足すると、毛玉ができやすくなるだけでなくフェルトのように毛が固まってしまうので皮膚病の原因にもなります。

 

ペキニーズのシャンプーについて

被毛がベタついてきたら、汚れやすいお腹とお尻を中心にアンダーコートの中まで綺麗に洗うようにします。

シャンプー液が皮膚に残っていると皮膚炎になることもあるので、念入りすすぐことを忘れないでくださいね。

シャンプーはトリマーに任せてもいいですが、愛犬とのコミュニケーションにもなるので自宅でやってみるのもおすすめですよ。

 

コミュニケーションを兼ねた毎日のブラッシングが大切!

ふわふわのでぬいぐるみのようなかわいさが魅力のペキニーズですが、健康管理や手入れには手がかかります。

美しいコートを保つためにも毎日のブラッシングを欠かさないようにして、甘えん坊なペキニーズとの充実した日々を過ごしてくださいね。

 

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