キャットフードのカロリー計算は?炭水化物の過剰摂取への対策は?

愛猫に与えるキャットフードの量を正しく計算できていますか。愛猫の猫種や年齢、飼育環境により、適切な量が大きく異なりますよ。

どのようにカロリーコントロールするのか、またどのようなフードを与えれば良いのか。この記事ではキャットフードのカロリー計算法や炭水化物の過剰摂取の対策法についてまとめています。

 

キャットフードのカロリー計算方法は?

キャットフード

 

キャットフードのカロリー計算

  • 適正体重×60~80kcal

猫に必要な1日のカロリーは、適正体重×60~80kcalで計算できます。体重が6kgある猫の場合、一日に必要なカロリーは360~480kcal程度になります。

ただ、注意点は2つあります。まず、6kgが「適正体重」であることが前提です。適正体重が3kgの猫種が6kgのときは「太りすぎ」なので、360~480kcalの摂取は過剰となります。

また、「年齢に応じて前後する」ことにも注意が必要です。1~7歳であれば問題ありませんが、老猫の場合には少し減らしてあげる必要がありますよ。

 

カロリーをグラムに換算

キャットフードの表記はカロリーですが、実際に愛猫に与えるときには「グラム」を気にしますよね。

「アイムス毛玉ケア 成猫用 1~6歳 うまみチキン味」を例に取ると、適正体重が6kgある猫の1日に必要な量は、「92~123g程度」です。1gあたり約40kcalの計算ですね。

「アイムス」の場合はパッケージに目安量のグラムが表記されていますが、表記がないキャットフードもあります。少し手間ですが、しっかりと1回に与えるグラムまで計算して、計画的にフードを与えることがおすすめですよ。

 

キャットフードには炭水化物が多く含まれている?

キャットフード

100gあたりの炭水化物量

  • カナガン:19.21g
  • サイエンスダイエット:37g
  • 猫の幸:0g

肉食の猫の体は、基本的に「動物性タンパク質」からエネルギーを補給しますが、炭水化物が全くいらないわけではありません。

ただ、猫は炭水化物に含まれるデンプンを吸収する能力が、犬よりも2.5倍もあるといわれています。与え過ぎると体に異変が起きやすいため、全摂取エネルギーの半分以下が望ましいですよ。

各メーカーを比較すると、穀物不使用の「カナガン」は「サイエンスダイエット」の半分近くまで炭水化物を減らしていることがわかります。

また、素材そのものをベースにしている「猫の幸」は、炭水化物が粗繊維以外には含まれていません。

 

キャットフードの炭水化物、過剰摂取の対策は?

キャットフード

炭水化物を過剰に摂取していると栄養バランスが偏り、内臓に負担をかけてしまいます。キャットフードごとに炭水化物の含有量は異なることを前提に、過剰摂取を防ぐための2つの方法をご紹介します。

 

対策1. 「キャットフードの炭水化物量を調べる」

「炭水化物」として表示されているものをキャットフードのパッケージでチェックしてください。炭水化物の表示をしていないフードは自分で計算する必要があります。

100-(水分+タンパク質+脂質+灰分)

この計算式の答えが、炭水化物の含有量(%)になりますよ。

 

対策2. 「愛猫が1日に必要な炭水化物量を調べる」

どんな猫種でも、必要とする炭水化物の上限は「35%」とされています。野生の猫は炭水化物を1%程度いか摂取していませんので、少なくてもよい成分なのです。

過剰摂取している場合は、100gあたりの炭水化物が35g以下の「カナガン」などのフードに変更することをおすすめしますよ。

 

猫の体調管理はとても大切!

キャットフード 猫

炭水化物から糖分を摂取する量が犬の2.5倍もある猫は、特に食事に気をつける必要があります。犬よりも糖尿病になりやすい体質の猫は、食事にも気をつけてあげたいですよね。

スキンシップも兼ねて愛猫の体に触れてみて、もしちょっと脂肪がつきすぎていると感じたら、炭水化物の少ないフードに変えてみてくださいね。