ミドリフグの習性は?繁殖や産卵条件、稚魚の育て方は?

小さく丸い体型がキュートなミドリフグ。多くの熱帯魚ショップで販売されており手頃に飼育できる熱帯魚の1種です。今回はそのミドリフグがみせる特有の習性や繁殖、産卵条件や稚魚の育て方についてまとめました。

 

ミドリフグの習性は?

ミドリフグ

習性

  • 色が変わる
  • 跳ねる
  • 丸くなる
  • 上下に泳ぐ
  • 砂を口に含む

ミドリフグには主に、上記5つの習性があります。それぞれに理由がありますので、理解しておいてくださいね。

 

1. 色が変わる

ミドリフグには体調によっての体色が変わる習性があります。お腹あたりが黒い時は「体調が悪い」「驚いてストレスが溜まっている」「水質が酸性に偏っていて合っていない」証拠です。

ごきげんなときには体色が白くなりますよ。黒ずんだ体色のときには少し様子をみてあげてくださいね。

 

2. 跳ねる

ミドリフグは水面から跳びはねるような行動を頻繁にとります。もっとも事故につながりやすい習性ですよ。高くジャンプして水槽から出てしまうこともあるので、ふちまでしっかりと埋まるフタや金網をしてあげて対策します。小さいミドリフグだと小さな隙間からも飛び出してしまうこともあるので注意してくださいね。

 

3. 丸くなる

ミドリフグは時々体を丸くすることがあります。この行動は個体差があるようですが、「寝ている時」や「体調が悪い時」にする傾向があります。「色が変わる」習性とセットで観察すれば、ミドリフグの状態がわかりやすいですよ。

 

4. 上下に泳ぐ

ミドリフグ特有の行動で水槽の底から水面へ上がったり下がったりしながら泳ぎます。特に体調が悪くない元気な時の行動なので、心配する必要はありませんよ。

 

5. 砂を口に含む

熱帯魚の中では珍しく、ミドリフグは歯が伸び続けてしまう魚なので、自然界では硬いものを噛むことで歯を削っています。しかし市販の餌は柔らかいので歯が伸び続けてしまいます。底砂のサンゴ砂を噛んで歯を削るのです。

 

ミドリフグの繁殖、初心者には難しい?

ミドリフグ

ミドリフグの繁殖を水槽で行うことは難しいです。ミドリフグは気性が荒く、2匹以上飼うとオスメス関係なく喧嘩をしてしまうからです。飼育は単体でが望ましいので、初心者が繁殖を行うのはかなりのハードルですよ。

オスメスの見分けもつきにくいです。自然界では春が繁殖期のようですよ。

 

ミドリフグの稚魚、育て方は?

ミドリフグ

ミドリフグは成長に伴って飼育環境を変える必要がある熱帯魚です。特に水槽の塩分濃度が大切で、稚魚は海水の4分の1倍、成魚は1倍程度が適切ですよ。

また、歯が伸びすぎると餌が食べられなくなってしまうため、定期的に歯をニッパーで切ってあげる必要もありますよ。ミドリフグは2~3cmの稚魚で販売されているので、稚魚の育て方は知っておいてくださいね。

 

観察していて楽しい熱帯魚、ミドリフグ

shutterstock_196099406

ミドリフグは他の熱帯魚とは違った行動をたくさんみせてくれますよ。体色で体調が読み取れたり元気なときには上下に泳ぎまわってくれたりと、観察していて飽きない習性が人気の秘密です。