秋田犬は凶暴?元闘犬、天然記念物?歴史まとめ。

秋田犬はもともと闘犬として活躍していた過去を持つことから、凶暴なイメージがる犬種です。日本犬の1種として天然記念物に指定されている犬種でもありますよ。

この記事では秋田犬の凶暴性や闘犬時代について、天然記念物に登録されるまでの歴史をまとめました。

 

秋田犬は凶暴?

秋田犬1

秋田犬は飼い主に従順で忠誠心の強い性格をしていますが、時として凶暴な一面をみせることがあります。その背景には「闘犬として改良を加えられた歴史」が関係していますよ。

飼い主家族を守ろうとする「気持ちの強さ」や、運動不足による「ストレス」が内に秘めた凶暴性をのぞかせるトリガー(引き金)になるのです。

実際に2012年12月にイギリスの「チェスターフィールド」という町のパブでこどもが秋田犬に噛みつかれ、100針の大怪我を追った事件が起こっています。

この事件以外にも9歳の少女が20針、8歳の少女が175針を縫うような大怪我を秋田犬が負わせてしまった事故が過去に度々報道されています。

秋田犬が一方的に人間に噛み付いたのは事実ですが、賢い犬なので理由なく無差別に人を襲うことはまずありませんよ。

 

秋田犬は元闘犬?歴史は?

歴史

歴史

  • 元々は熊猟犬
  • 強い闘犬としても活躍

秋田犬が品種として確立したのは1900年台です。秋田犬の祖先犬は秋田県大館地方で古くから熊猟犬として飼われ活躍していた「大館犬」とされています。

あるとき大館の藩主「佐竹侯」が闘犬を奨励していたことから、「大館犬」は闘犬としても利用されるようになります。

大館犬は中型犬で「土佐闘犬」と戦わせてもなかなか勝てなかったことから、大型犬への改良が進められ現在の秋田犬の姿が完成しました。

大型化される過程で「グレートデン」や「マスティフ犬」の洋犬の血が混ぜられたことから、秋田犬は純粋な日本犬ではなく、「洋犬の血が入った日本犬」と呼ばれることもあります。

 

秋田犬は国の天然記念物?

秋田犬_子供

天然記念物

  • 日本犬の中で一番最初に登録
  • ハチ公のエピソードで有名に

秋田犬は日本原産の日本犬7犬種のうちの1種で、日本犬はすべて天然記念物に指定されています。

1931年7月に秋田犬は一番最初に天然記念物に指定されてから、愛好家たちが秋田犬の再興と改良を進めて現在の秋田犬の容姿に固定されました。

時を同じくして、亡くなった主人を渋谷駅で待ち続けた忠犬ハチ公の話が新聞やラジオで広がりました。ハチ公の犬種は秋田犬なのです。このエピソードは秋田犬を一躍有名にしたきっかけとなりました。

 

凶暴な性格は防衛本能から

秋田犬_全身

秋田犬は素朴で愛着ある見た目をしていますが、他人に対する警戒心が強く、飼い主を守ろうとする防衛本能が高い犬種です。

危険と判断した場合、相手から飼い主を守るために凶暴化することがあります。飼い主を守ろうとする行動が、時として過剰になりすぎてしまうのです。

この凶暴性は天性のものですが、子犬の頃からきちんとしつけることで抑えることは可能です。秋田犬の飼い主さんには、愛犬が人間社会に順応できるようにきちんとしつけを行う義務があるといえますよ。