柴犬の性格やしつけ方、飼い方の注意点は?黒柴や白柴の特徴は?

柴犬の歴史は古く、山岳地帯で猟犬として活躍していた犬種です。縄文時代から日本人のパートナーだったという説もあります。日本の気候、住環境になじみやすく、飼いやすいのが長所のひとつですね。

今回は柴犬の性格や、珍しいとされる黒色や白色の柴犬の特徴、飼い方やしつけ、体調チェックの方法をまとめました。珍しいとされる白柴や黒柴の特徴もあわせてご紹介します。

 

柴犬の性格は?

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柴犬の性格に見れらる6つの特徴

  • 愛嬌がある
  • リーダーに従順で誠実
  • 自信満々で恐れ知らず
  • 攻撃的で警戒心が強い
  • 聡明でしつけやすい
  • 活発で運動好き

柴犬は日本犬の中では体高が低く小柄な犬とされていますが、その小さな体には大胆で力強い独立心を秘めています。古くから日本列島各地で猟犬として人間と生活をともにしてきたことから、主従関係に忠実な性格ですよ。信頼できる飼い主にだけ愛嬌をみせてくれる一面も持ち合わせます。

 

愛嬌がある

飼い主が大好きで愛嬌があります。他人には心を開かない傾向のある柴犬ですが、しつけを通じて強い信頼関係を築くことができた飼い主をはじめ、好きな人が近づいてくると尻尾をふって、大きく喜びを表現してくれます。

 

リーダーに従順で誠実

しつけや家庭生活を通じ、信頼関係を認識した柴犬は、飼い主に対して従順、かつ、誠実に接します。名前を呼んだときには素直に寄ってきてくれますよ。

 

自信満々で恐れ知らず

オオカミの血を受け継いでいることもあり、自信満々で恐れ知らずな性格が特徴です。その特徴が頑固で神経質な面にも繋がり、人間の赤ちゃんや、小さなお子さまとは一緒に暮らしづらいという声もあります。

 

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攻撃的で警戒心が強い

攻撃的で警戒心が強い面もあるので番犬向きです。柴犬は、自分よりあとに家族になった人間の子供を後輩であると捉えやすい性格の持ち主です。かみついたり威嚇したりすることがあるので、特に注意が必要です。

 

聡明でしつけやすい

聡明な性格から、しつけや訓練に対する学習能力が高い犬種といわれています。他の犬よりもトイレの場所を覚えやすく、一度しつけたことをいつまでも忘れないので、飼いやすい犬種ということができますね。

 

活発で運動好き

運動が大好きなので、こまめに散歩に連れて行いき、充分な運動をさせてあげないとストレスをためやすい性格の犬種です。ただし、充分な運動の機会を与えると、家庭ではおとなしく生活させることができますよ。

柴犬を選ぶ際は、実際に触れ合ってみると性格がよくわかります。一度抱っこしてあげて反応を見てください。抱っこされるとビクビクして不安そうにする柴犬は人との触れ合いにストレスを感じやすく、無駄吠えをしやすいようです。また、メスはオスと比べておとなしい場合が多いですよ。

 

柴犬のしつけは?お留守番はできる?

柴犬

柴犬は、一般的に賢く物覚えが良い犬種です。一方で、主従関係を強く意識する傾向にあり、リーダーについていく意識が強い犬種でもあります。

柴犬には、しつけやすい犬とそうでない犬がいますが、子犬の頃に親元で過ごすことで上下関係を学ぶことができ、環境に適用した柴犬ほどしつけやすい犬に育ちますよ。

柴犬は、周囲との関わりよりも、自分の自由な時間を好む傾向にあるため、お留守番の得意な犬種です。室内でも室外でも長時間の飼い主不在にも慣れやすく、「留守番をさせる前に長めに散歩をする」「一緒に遊んでしっかり運動させて満足させる」などを注意して接することがおすすめです。

 

柴犬の飼い方は?室内飼いや多頭飼いはできる?餌の注意点は?

柴犬

 

飼い方についてまとめたこと

  • 飼い方の基本
  • 多頭飼いについて
  • 飼育場所について
  • 餌について

飼い方の基本

柴犬は小型犬で、バランスの良い体系をしています。骨密度が高いことが特徴で、見た目以上に体重がある傾向にあります。ただ、体重の変化が大きい場合は、骨密度ではなく、肥満である可能性が高いのです。食事バランスを整えて、健康管理することが長生きの秘訣になりますよ。

 

多頭飼いについて

柴犬は忍耐強い小型犬で、多頭飼いにも適用できる犬種と言われています。ただ、柴犬はもともと狩猟犬でオオカミに近い犬種です。上下関係や縄張り意識が強い傾向にありますよ。

多頭飼いをする場合は、「飼い主がリーダーであることをしつける」「先住犬を優先する」などの注意が必要です。

 

飼育場所について

柴犬は古くから室外犬として飼われることが多かったですが、最近は室内飼いも増えてきました。柴犬は自立心が強い犬種ですが、日常生活の中ではスキンシップに慣れさせることが大切です。

室内で飼い主とのスキンシップがストレスになると、噛みつきなど事故の原因になりますよ。また、室内のトイレトレーニングも大切です。室外でしかトイレができないと、我慢から病気の原因になりやすいことがその理由です。

 

餌について

柴犬は運動量が多く、小型犬の中でも筋肉量の多い犬種です。そのため、タンパク質の摂取が重要で、タンパク質が不足すると元気がなくなったり、毛艶に影響が出たりします。

柴犬に与える餌の成分表を確認することをおすすめしますよ。また、しつけのご褒美におやつを与えることがすくなくないのも柴犬の特徴です。与えすぎから肥満を引き起こさないように、餌の種類にも気をかけてあげてくださいね。

 

柴犬の子犬値段や選び方は?

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柴犬の値段

  • 5〜20万円

柴犬の価格は5〜20万円ほどが相場ですが、季節で変動します。柴犬の受胎率が要因で、11~2月頃に安くなり、3~5月頃に高くなる傾向にあります。

被毛カラーによっても値段が変わってきますので、被毛カラーごとに相場を把握しておくことをおすすめしますよ。

子犬の値段は成犬に比べて高く、30万円を超えることもありえます。

 

珍しい柴犬!黒柴や白柴の特徴は?

柴犬

柴犬の被毛色の割合

  • 赤毛 80%
  • 黒毛 10%
  • 白毛 10%
  • 胡麻毛 希少

黒い柴犬、黒柴の特徴

  • 四ツ目
  • 鉄錆色の被毛
  • 裏白

柴犬といえば赤毛のイメージがありますが、黒毛や白毛の柴犬もいます。だいたい、赤毛の柴犬が約80%、黒毛、白毛がそれぞれ約10%の割合です。胡麻毛の柴犬もいますが、とても珍しいです。

黒柴は最近人気が出てきています。希少価値の高さから、赤毛の柴犬よりも値段が高く設定されています。

黒柴の特徴は、「四ツ目」「光沢のない鉄錆色をした被毛」「裏白」です。「四ツ目」とは目の上にある麻呂の様な白い模様のことで、黒い目を攻撃から守るカモフラージュのための模様だという説があります。

墨色や鉄錆色ともいわれる光沢のない燻したような被毛が顔から背中、尻尾まで生えているのも特徴的です。裏白とは顔の下、腹、胸の毛が白いことをいいますが、尻尾まで続く白いラインも素敵ですよね。

 

白柴の特徴

白毛の柴犬も最近、人気が出てきている毛色で全体の1割程度を占めています。白毛の柴犬も数的には稀少なので、黒柴と同じような値段設定です。

被毛が白いので、メラニンが欠乏して起こる突然変異の「アルビノ種」ではないかと心配する人もいますが、白柴犬の白はメラニン欠乏によるものではなく、「交配の結果」ですので安心してくださいね。

白柴の特徴はなんといっても「白い被毛」です。ダブルコートと相まってフワフワにみえるのでより可愛らしいです。白色といっても純白からクリーム色まで種類がたくさんあります。中には耳だけが茶色い白柴犬もいるそうですよ。

近年になって血統書に「白柴」と登録されるようになりましたが、ドッグショーにおいては「ミスカラー」として減点されてしまいます。

 

白柴はどうして誕生する?

赤と赤、黒と黒という組み合わせで繁殖すると、毛色の遺伝子の関係で白い子が生まれることがあります。

大半のブリーダーは濃い毛色の遺伝子が受け継がれるように計画繁殖をしているので、頭数が特に少ないのです。

黒柴同士を交配させると白柴が生まれる確率が増えるといわれていますが、それでも確率は5%程度です。希少価値の高さがわかりますよね。色の違いによる性格や健康状態、寿命に差はないとされています。

 

柴犬の体調チェック、ポイントは?

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体調をチェックするポイント

  • 口の中
  • 皮膚
  • 筋肉の質
  • 肉球
  • 肛門

柴犬の健康状態は、体のいくつかの部分をチェックすることで把握できます。

 

眼の色は、濃い褐色であることが良く、眼のトラブルになりづらいとされています。

 

口の中

切歯は上下6本ずつあるか確認しましょう。歯ぐきはピンク色であり、舌の色も濃いことが健康の証とされています。

 

皮膚

地肌が白い子犬は皮膚が健康な証拠です。地肌がピンク色している場合はアルルギーの可能性があります。

 

筋肉の質

持ち上げた時に重量感があるか、適度にしまっていてしなやかな筋肉バランスがあると健康的です。

 

肉球

肉球の色がつやつやとした黒であれば、メラニン色素が濃い証拠です。肉球に弾力があれば、足まわりもしっかりしているといえますよ。

 

肛門

肛門が汚れている場合は、下痢を引き起こす何らかの体調不良を抱えている可能性があります。

 

柴犬は人気だからこそ、飼う際には正しい知識を身につけてくださいね

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柴犬は日本で人気が高く、最近は海外でも飼われることが増えてきています。ブリーダーの数も多いので、飼う前に最低限の知識を身につけ、本当に良い柴犬を見分けられるように準備をしておくと安心ですよ。

最近は体格の小ささを売りにした「豆柴」も販売されていますが、体格の小さな柴犬は健康面に問題があることもあります。

小柄な柴犬が気に入った場合は、しっかりと健康面の管理が行き届いているかを注意深く確認してくださいね。