レオンベルガーの性格、特徴、体重は?寿命や病気、しつけや飼育のポイントは?

レオンベルガーは1846年にドイツで誕生した超大型犬です。コワモテな顔立ちが好まれ貴族や王族にも愛されてきた犬種ですよ。無駄吠えが少なく穏やかで優しい性格から日本にも熱心な愛好家がいます。

この記事では、レオンベルガーの性格、特徴、寿命、病気、しつけ、飼育のポイントについてまとめました。

 

レオンベルガーの性格は?

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レオンベルガーの性格

  • 穏やかでやさしい
  • 賢い
  • 甘えん坊

レオンベルガーはペット向けのファミリードッグとして誕生した犬種なので、穏やかでやさしい性格をしています。赤ちゃんやお年寄り、他のペットとも問題なく仲良く暮らすことができますよ。

賢い犬種なので飼い主さんには忠実に愛情深く接してくれます。

めったに吠えないため番犬にはあまり向きません。コワモテな見た目とは裏腹に甘えん坊な一面を持つ優秀な家庭犬として、近年日本でも人気が高まっていますよ。

 

レオンベルガーの特徴は?体重は?

レオンベルガー特徴
特徴ブラックマスク、たてがみ、水かき
体重34~50kg

レオンベルガーは体重が34~50kgもある超大型犬です。均衡のとれた筋肉質な体とたくましい脚をしています。

外見はライオンのようなたてがみ、水かき、ブラックマスクが特徴的です。ライオンのようなたてがみと前脚から後脚にかけての豊富な飾り毛は、レオンベルガーの大きな体をより大きくみせるために役立っていますよ。

指の間の皮膚が水かきのようになっているのは、水難救助犬である「ニューファンドランド」の血を引いているからです。水泳が得意な子が多く、イタリアやドイツでは実際に水難救助犬として活躍している子もいますよ。

 

被毛は耐寒性に優れたダブルコートで、光沢があり細くて柔らかくウェーブがかっています。毛色は全てのフォーンを伴う毛色が認められていますが、顔は真っ黒な「ブラックマスク」です。

 

レオンベルガーの寿命は?気をつけたい病気は?

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レオンベルガーの寿命

  • 8~9年

気をつけたい病気

  • 胃捻転
  • 股関節形成不全
  • アジソン病
  • レオンベルガー多発性ニューロパチー

レオンベルガーの平均寿命は8~9年で、気をつけたい病気には「胃捻転」「股関節形成不全」「アジソン病」が挙げられます。

 

胃捻転

レオンベルガーをはじめ大型犬種は「胃捻転(いねんてん)」に注意が必要です。胃捻転は早期の治療をしなければ死に至る病気なので、症状がみられたらすぐに病院へ行く必要があります。

「食事を複数回に分ける」「早食いをさせない」「食後の激しい運動を避ける」ことで予防することができますよ。

 

股関節形成不全

股関節形成不全は遺伝の可能性もありますが、大型犬の場合は過度に股関節に体重がかかることで発症するケースもあります。成長期のレオンベルガーは運動が大好きなので、あまり激しい運動は避けて、股関節への負担を少しでも減らしてあげることが大切です。

「肥満」も股関節形成不全発症のリスクを高めるので、食事と運動のバランスには注意してあげてくださいね。

 

アジソン病

アジソン病といわれる「副腎皮質機能低下症」は、副腎の機能が低下することによって起こる疾患です。

2~7歳のオスのレオンベルガーによくみられる病気で、「元気と食欲がない」「体重が減少している」「下痢や嘔吐をくり返す」などの症状がみられます。ひどい場合には死に至ることもありますので、早急に動物病院へ連れて行ってあげることが大切です。

 

レオンベルガー多発性ニューロパチー(LPN)

レオンベルガー特有の病気なので、遺伝子検査を事前に受けることができます。子犬期に検査を受けておくことをおすすめします。

生後数ヶ月で発症することもある遺伝子疾患で、「後ろ脚の筋力低下」「運動麻痺」「感覚障害」などが主な症状です。放置しておくと立つことができなくなってしまう恐ろしい病気ですよ。

 

レオンベルガーの飼育のポイントは?

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飼育のポイント

  • 子犬期の過ごし方
  • 温度管理

 

幼犬期の過ごし方

レオンベルガー 子犬

レオンベルガーは他の大型犬と同じように、急激に成長する1歳位までは細心の注意とケアが必要です。子犬期は過度な運動を避け、足元が安定した場所で太陽をたくさん浴びながら好きに動き回る20分程度の自由運動をさせてください。

暑さに弱く食の細い子が多いので食事面で苦労すると思いますが、成長期はしっかり食べさせるようにしてください。関節疾患を予防するためにグルコサミンなどのサプリを与えるのも効果的です。

オスの場合、成長と共に我が出るので他のオスとトラブルになることも多いです。幼犬時代から積極的に他の犬や人間と接触する機会を作り、社会性を身につけるようにしてくださいね。

 

温度管理

レオンベルガー

レオンベルガーは寒さには強いのですが、高温多湿な日本の気温は苦手としています。飼育する場合は室内でエアコンなどを使用して適度な室温を保たなくてはなりませんよ。

夏場に暑さから激痩せしてしまう子もいるのでクーラーを使った室温調整が欠かせません。あまり多用すると皮膚トラブルやおなかをこわす子も多いので、調節は必要ですよ。

扇風機を使用してみたり水分補給をこまめに取らせたりして、熱中症対策に努めてくださいね。

 

レオンベルガーのしつけ方法は?

レオンベルガー

レオンベルガーは飼い主さんの命令を忠実に守る賢い犬種なので、しつけは難しくありません。超大型犬なので飼い主さんとの主従関係を構築し、服従訓練を徹底してくださいね。万が一攻撃的な性格に育ってしまったら人間を傷つけることも考えられます。

普段室内ではゴロゴロと寝転んでいることが多いですが、大好きな散歩の時間には元気になる子が多いです。散歩中のしつけだけでは足りないので、室内でいかにうまくしつけを覚えさせるかが大切ですよ。

飼い主さんに喜んでもらうことが大好きな性格なので、「褒めながら」しつけることがポイントです。焦らず気長に、毎日繰り返ししつけを行うことがポイントです。

もししつけがうまくいかずに困ってしまった場合は、プロのトレーナーにしつけを依頼することも1つの手ですよ。

 

レオンベルガーの散歩の頻度は?

レオンベルガー 子犬

散歩の頻度

  • 毎日1時間2セット

レオンベルガーは体のが大きいので多くの運動量を確保する必要があります。毎日1時間程度の散歩を2回セット行ってあげてください。天候の悪い日は無理をして散歩に行く必要はありませんが、ストレスが溜まらないように頭を使う遊びをさせると喜んでくれます。

ドッグランにも月に何回か連れて行くと十分な運動量が確保できておすすめです。社会化の訓練ができていれば他の犬とも友好的に接することができますね。

泳ぎも得意なので、夏場は海や川に連れていくのも良いですが事故には気をつけてくださいね。アパートやマンションでの飼育は難しく、大きな体でも十分動けるだけの広い庭が必要です。

 

レオンベルガーの歴史は?

レオンベルガー

レオンベルガーは比較的歴史の新しい犬種です。1846年ドイツのシュツットガルト近郊で誕生しました。この時期のヨーロッパでは犬種の改良作出が盛んで、多くの犬種が誕生しています。

基礎犬となったのは長毛の「セントバーナード」と白黒の「ニューファンドランド」です。そこに「グレートピレニーズ」や「クーバース」などを掛け合わせることで、レオンベルガーのライオンのような金色の被毛が出来ました。

1907年にはイギリスに渡りますが雑種という扱いでした。第二次世界大戦中その数は激減し絶滅の危機を迎えますが、戦後に熱心に繁殖されることで数を回復しました。

その後ヨーロッパを中心に牧畜犬としての能力も評価されています。家庭犬としての人気も高いです。

 

名前の由来

誕生に携わったハインリッヒ・エスィヒ氏がレオンベルグ市に住んでいたことに由来します。ライオンに似た犬を作り出す目的で改良が加えられ誕生したといわれています。

 

色々なドッグスポーツに参加してみよう!

レオンベルガ―まとめ

超大型犬はドッグスポーツに向かないと思われがちですが、レオンベルガーはオビディエンスやトラッキングで上位の成績を残している子も多いですよ。愛犬のレオンベルガーとともに是非ドッグスポーツに挑戦してみてください。

人と一緒に作業することに心底喜びを感じる犬なので、お互いに少しずつ成長できる過程はかけがえのないものになりますよ。