マンチカンの子猫の選び方と値段相場は?ブリーダーや里親から?

マンチカンは猫界のダックスフンドともいわれており、胴長短足の猫種として有名ですね。ちょこちょこと歩き回る姿が愛らしく、とても人気のある猫種のひとつです。今回はマンチカンをお迎えする時の入手方法、選び方、価格相場についてまとめました。

 

マンチカンの入手方法は?

マンチカン

マンチカンを入手する際、ほとんどの方は「とりあえずペットショップへ!」と考えがちですが、ほかにも様々な方法があります。

代表的なものとして「ブリーダーから購入する」「ペットショップで購入する」「里親から譲り受ける」の3つがあります。それぞれの特徴とメリット・デメリットについてまとめましたのでぜひ参考にしてください。

 

マンチカンをブリーダー販売で入手!メリット、デメリットは?

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マンチカンを専門に繁殖させているブリーダーなら、その特徴や交配についての知識も深く、健康的にも良好な猫を紹介してくれやすいのがメリットです。

しかし、人気の猫であるが故に、知識もなく交配しては販売する悪質ブリーダーもいます。新しい家族を迎えるのと同じですから、ペット選びは慎重にしたいですよね。

優良なブリーダーを見極めるために「見学に応じてくれる」「知識が豊富である」「動物取扱業者登録番号を持っている」の3点を満たしているかをチェックしてください。

それができないブリーダーは避けた方が良いでしょう。性格的な部分もありますが、販売後のフォローアップもしっかり行ってくれるブリーダーだと、特に初心者は安心ですね。

 

優良なブリーダーを見分けるポイントは?

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優良なブリーダーを見分けるポイントは4つあります。

猫舎の見学ができるかどうか

猫にとって良好な環境の猫舎であれば見せてくれるはずですよ。猫舎を見学させてくれるブリーダーは、悪質なブリーダーである可能性は低いといえます。

しかし、ブリーダーの中には、外部からウィルスを持ち込ませないために、見学を断っているところもあるので、見学ができないからといって必ずしも悪徳ブリーダーというわけではありません。

 

子猫の親の確認

良いブリーダーは親猫の管理をしっかり行い、計画的に繁殖を行っています。健康な親猫から健康な子猫は生まれるため、親猫に疾患がないかどうかを確認してくださいね。

遺伝性疾患についてブリーダーは動物愛護法による説明責任があるので、説明を拒否するブリーダーは悪徳ブリーダーの可能性があります。

 

生後どのくらいの猫を譲ってもらえるか

生後8週目以降の子猫を譲ってくれるブリーダーは良いですが、生後6週以前の幼い子猫を譲ってくれるというブリーダーはいけません。45日齢以下の販売は制限されています。

もし、45日齢以下の子猫を売るようなブリーダーは、売ることだけを考えているので悪徳ブリーダーの可能性が高いです。

 

動物取扱業者番号の確認

動物取扱業を営む人は「動物取扱業標識」や「動物取扱業者登録証」の掲示が必須です。

もし心配な場合は実際に登録されている業者なのか、保健所で確認してみてくださいね。

マンチカンをペットショップ販売で入手!メリット、デメリットは?

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ペットショップで猫を入手するメリットは、「営業時間内であればいつでも見ることができる」「比較的簡単に猫に触れることができる」「保険の加入から猫の飼育に必要なものがほとんど揃う」という3点です。特に多忙な方には大きな利点ですよね。

しかし、猫についての流通過程が明らかでない場合は伝染病にかかっている可能性も捨てきれません。購入後に気になるしぐさがあれば、早めに動物病院を受診してください。購入前に、店員さんに健康状態の確認や過去の病気歴などを詳しく質問するのがおすすめです。

 

優良なペットショップを見分けるポイントは?

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優良なペットショップを見極めるポイントは2つあります。

店内の衛生管理

体調や病気の有無をチェックするためにも掃除は欠かせません。衛生管理が行き届いているかどうかは、ショップがペットの世話をきちんとしているかどうかの大切なポイントだといえます。

 

動物取扱業者標識の店内掲示

動物を販売したり、商用で飼育する業者は、自治体から「動物取扱業者」としての許可をもらう必要があります。許可を取っているショップなのかを確認するために、店内に「動物取扱業者標識」が掲示されているかどうかをチェックしてくださいね。

マンチカンを里親制度で譲り受けるときのメリット、デメリットは?

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成猫を里親制度で譲り受ける場合は、無償の場合がほとんどですが、子猫の場合は有償であることが多いです。純血種の猫を無償でお迎えできるのは、大きなメリットですね。

しかし、マンチカンの里親募集は非常に少なく、成猫であることが多いので「マンチカンを子猫から育てたい!」という方は、ブリーダーかペットショップから購入したほうがよいでしょう。

 

マンチカンの値段の相場は?購入の際の参考に。

(動物以外)お金

マンチカンの値段相場

  • 7万円~30万円

血統や生まれてからの日数にもよりますが、マンチカンの相場価格はおよそ7万円~30万円まで幅があります。価格が高騰する要因としては「子猫である」「足が短い」「両親がキャットショーのチャンピオンであり、血筋が良い」などがあります。逆に、成猫であったり、マンチカン独自の特徴である短足が際立ってなかったりすると、安い傾向があります。マンチカンについての詳しい情報はこちらです。マンチカンの飼育の詳しい情報はこちらですよ。

 

健康状態を見極めるポイントは?選ぶ際のポイント

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猫を選ぶときは、必ず一度は抱っこしてから決めましょう。子猫の場合、小さくても充実した体つきで、活発に動く子が健康です。また、目や耳、鼻、肛門が汚れていないか、よくチェックしましょう。とくに肛門が汚れているときは寄生虫やウイルスに侵されている場合があり、便を触ると人にも感染するリスクがあるため要注意です。

気になる点があれば、ブリーダーや店員に質問しましょう。ハッキリとした回答が得られない場合は、購入を避けた方がいいでしょう。納得のいく説明を受けられる購入先から入手するのが安心ですね。

 

マンチカンにおすすめのキャットフードは?

カナガンキャットフード
マンチカンは足の短い猫種のため、肥満を原因とした椎間板ヘルニアにかかりやすい猫です。

そのため、必要最小限の給餌料で賄えるキャットフードがおすすめです。市販のキャットフードには、穀物によりかさ増しをされた商品が少なくありません。

カナガンキャットフードは穀物不使用のグレインフリーキャットフードです。タンパク質を多く含んだ栄養価の高い商品ですので、給餌料を抑えながらも栄養価の高い食事を与えることが出来ますよ。

 

歩き方の愛くるしいマンチカン

マンチカン ネコ
マンチカンは猫の中でも人になつきやすく、愛くるしい性格なので、飼いやすい猫種です。足が短くて、ヒョコヒョコとお尻を振るキャットウォークが愛おしいので、一目見るとすぐに飼いたくなってしまいますが、健康かどうかなど、しっかりと見極められるといいですね。