猫のサイベリアン、性格、体重や被毛の特徴は?肥満に注意?ロシアで生まれた?歴史は?

サイベリアンは、ペットとして家庭で飼われる猫としては大型の猫種です。「サイベリアンフォレストキャット」や「シベリア猫」とも呼ばれることもあり、全身がモコモコの豊かな毛で覆われ、1000年前から変わらない姿をしているといわれています。

この記事では、サイベリアンの性格や特徴、歴史や産まれた場所、かかりやすい病気などについて紹介します。

 

猫のサイベリアン、性格は?

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性格

  • 遊び好きで活発
  • 水を怖がらない
  • 賢くて犬のような性格

 

遊び好きで活発

サイベリアンは、とても遊び好きで活発な性格をしています。温厚で忍耐強く、好奇心旺盛でいろんなものに興味を示してくれます。飼い主さんだけでなく、見知らぬ人にも問題なくなついてくれる子が多いので飼育しやすい猫種といえますよ。

 

水を怖がらない

サイベリアンは猫には珍しく水を怖がらない猫種です。川に入って魚を捕ってくるサイベリアンもいるくらいですよ。室内飼育では風呂や洗濯機などの水場によく近づいてくるので、予期せぬ事故が起こらないように、対策を忘れずにしてあげてくださいね。

 

賢くて犬のような性格

とても賢く犬のような性格としても知られています。ネズミなどの小動物を捕まえる能力も高いです。様々な声色で鳴いて多様なコミュニケーションを使いこなすこともできます。

犬のように投げたボールを取ってきたり、飼い主さんが帰ってきたら玄関まで迎えに出てきてくれたりすることは日常的にありますよ。

中には「おすわり」や「お手」など犬に引けを取らない賢さをもつサイベリアンもいます。海外では「犬派のための猫」とも呼ばれています。

 

猫のサイベリアンの特徴、体重は?

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体重

  • オス:7.5~12kg
  • メス:6.5~10kg

サイベリアンの体重はオスが7.5~12kg、メスが6.5~10kgほどで、中〜大型猫に分類されています。

体の大きさからは想像できないほど身のこなしが軽く、高いジャンプ力を誇ります。活発なのでその分食事の量も多くなりますよ。

 

サイベリアンの特徴、肥満に注意?

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食事量が多いため運動量が不足するとすぐに太ってしまいます。足で体重を支えられなくなると「捻挫」や「関節炎」の発症率があがり、足を痛めてしまうこともあります。足を痛めるとますます運動しなくなり、さらに太るという悪循環に陥ってしまいます。

一朝一夕に改善することは難しいですが、「毎日運動できる環境を整えてあげること」「摂取カロリーに気を配ったフードを与えること」が大切です。以下の関連記事で紹介しているキャットフードがサイベリアンにはおすすめですよ。

 

猫のサイベリアン、特徴は?

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被毛色の特徴

  • 種類:トリプルコート
  • 毛色:多様

サイベリアンの被毛は寒さから身を守るために発達しています。被毛の種類は珍しい「トリプルコート」で、密度が高く分厚いです。「ガードヘア」とよばれる被毛が外側に生えており、脂でコーティングされていて水を弾くようになっています。

全身が長い毛に覆われており、しっぽまでふさふさですよ。首の周りにはライオンのたてがみのような毛が生えています。

毛量は年を経るごとに増え、猫の中でもダントツに多いとされていますが、手触りには個体差があります。毛色は特に制限なく多くの色とパターンが認められているので、個体によって外見が全く違うこともあります。

 

サイベリアンの被毛の注意点は?

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毛が長いことから「毛球病」に気をつけてください。毛づくろいをした際に飲み込んだ被毛が胃に溜まってしまう病気で、毛玉が大きくなりすぎると手術で取り出すことになりますよ。

日々ブラッシングを欠かさずに行うことで抜け毛を処理してあげることが、毛球症を未然に防ぐために大切なことです。体調が悪いと抜け毛が増えて毛球症にかかるリスクもあがるので、日々の体調管理もしっかりしてあげてくださいね。

 

サイベリアンの被毛はロシアの厳しい寒さに適応している?

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サイベリアンは、その名の通りロシアのシベリア地方で自然発生した猫だといわれています。約1000年前から土着の猫として存在していたようですが、そのルーツは記録がなくはっきりしていません。

一見して分かるように、サイベリアンは体全体が分厚い被毛で覆われており、シベリアの厳しい寒さから身を守るために発達したと考えられます。

実は、日本とも縁のある猫です。2013年、ロシアのプーチン大統領から秋田県知事にサイベリアンが寄贈されました。これは、東日本大震災の復興支援に対するお礼として、秋田県知事がプレゼントした秋田犬の御礼として贈られたものです。

日本でもニュースとなり、ロシア語で平和を意味する「ミール」と名付けられ、大切に飼われています。

 

猫のサイベリアン、歴史は?

サイベリアン

ロシアで生まれたサイベリアン。デビューしたのはロンドンのキャットショーで、1871年のことでした。ロシアでは、猫は幸運と繁栄の象徴とされ人気を博しています。

サイベリアンは古くから存在していた猫種と考えられていますが、ロシアでは20世紀に入るまで純血種の繁殖は注目されておらず、半野生で勝手に交配をしていました。

同時に、その頃のロシアは食糧不足などから猫をペットとして飼うことを禁じていたため、猫をペットとして可愛がる文化が根付かなかったのです。

1980年代に入ってようやく、ロシア国内でのブリーディングが盛んになり、土着の猫の魅力に気づきます。サイベリアンは欧米でも人気があり、それぞれ発展を遂げていますよ。

アメリカに初めて渡ったのは1990年、イギリスに渡ったのは2002年以降とごく最近の出来事です。

 

子猫時代を長く楽しめる猫種

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少々いかつい見た目で堂々と歩く姿とは逆に、穏やかな性格で愛されるサイベリアン。大型の猫は、成猫になるまでに3〜4年かかるといわれています。日本ではあまり見かけない種類ではありますが、のんびりと子猫時代を楽しめる猫種です。